知っておくといいかも、海外とは違う日本の習慣

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こんにちは。サイトエンジンのChikuwaです。

日本の外で仕事をするようになって10年以上が経ちました。日本国内ではインターン期間も含めると約3年強働いてきましたが、今では、海外での就労歴の方が長くなってしまいました。

たった3年しか日本国内での仕事を経験していないとはいえ、最初の3年で学んだ日本的なビジネス習慣が海外での就労でもプラスになっていることがたくさんあります。また、海外に出てからも日本国内のお客様を相手に仕事をしてきました。お客さんに対しては日本のビジネス習慣を守り、また非日本人同僚に対しては現地の習慣を尊重しつつ、日本的な習慣にも理解を示してもらうような、間を取り持つようなことを積み重ねてきました。

海外での就労は長いとはいえ、世界中で働いてきたわけではないので「外国では」と一般化することはできませんが、様々な国籍の人たちと働いてきた経験から「日本のこれは特殊かもしれない」ということが見えてきました。

これから、海外で働くことになる方にとって、知っておくと役に立つかもしれません。

日本ではSick leaveがない

逆に言うと、日本以外の国では病気で休むために有給を消化する必要がありません。ちょっと風邪をひいて休んだからといって、給料から引かれることはありません(上限はあります)。日本では体調を崩して休むと有給休暇からひかれる、または無給で休むことになることが多いようです。

海外に出てから、有給休暇は思いっきり遊ぶために使ってもいいんだということを、思いっきり遊んでいる同僚を見て知りました。

日本人はオールマイティである

日本ではひとつの会社に入社すると、とりあえずいろいろやらされますし、自分も率先してやろうとします。大きい会社であれば、様々な部署でいろんな経験を積ませたり、小さい会社であれば、それこそ何もかも自分でやる、ということになります。そして、雇う側もそういう働き方を期待します。

けれども、タイやその他の国籍の同僚や友人をみると、そういう意識ではない人が結構多いのです。「これはジョブディスクリプションにないから自分の担当ではない」という意識を持っている人も多くいます。日本人的な感覚でスタッフを採用して、社員だからなんでもやってもらえると思っていると、断られたり、辞められたり、ということになることもしばしば。

その「ジョブディスクリプション重視型」がいいのか悪いのかは置いておいて、そういう意識の人が多い、ということを知っておくと、非日本人と働く上での余計なストレスがへると思います。

日本人は空気を読む

日本にいると「空気を読む」のが期待されますが、空気を読まない文化圏というのもあります(たとえばオランダ)。あるいは、空気の読み方がちょっと違う(東南アジア)ということも。

「空気」に対する認識が全然違うので、なんでも口に出して話したらいいだろう、と思うのですが、そもそもその「なんでも口に出す」ということがはばかられる文化圏ではそれがうまく通用しません(本当にこれは難しいです)。

そこで、ちょっと日本人の上司や同僚に何かを聞いたり頼んだりすると、すっと通じてしまうので、日本人同士は楽だ、と思ってしまいがちです。そうです、楽なんです。でも、海外に出て仕事をしている以上、日本人だけでは仕事は終わりません。

また、空気を読む習慣のない文化圏のひとからは、日本的に仕事をしていると、何を考えているかわからない、と思われがちです。

様々な文化をみんな完璧に理解して、カスタム対応することはとても難しいです。ただ、日本のとてもハイコンテキストな文化・言語は、他の文化と違うんだ、ということを念頭に置いておくと、単に相手を悪く言うだけの人にならずに済むと思います。

日本人はよく謝る(ように見える)

「ハイコンテキスト文化」ということと重なりますが、日本人はよく「Sorry」を言います。日本語の「すみません」を訳しているのだと思います。

日本語の「すみません」は、コンテキストによって「申し訳ない」にもなれば「ありがとう」にもなります。単に謙虚にへりくだっているだけ、ということも多いでしょう。でも、英語で「Sorry」と言ってしまうと、それは「ソーリー」になってしまい、相手は「この人なんで謝っているのだろう?」あるいは「自分のやっていることに自信がないのかな?」と思ってしまうかもしれません。

へりくだったり、謙虚な姿勢が評価されるわけではない文化が日本以外にはある、というのを覚えておくと、人と話すときに必要以上に「ソーリー」を使うことが減るかもしれません。

日本人は笑わない(と思われている)

私は現在微笑みの国タイランドに居ますが、タイ人によく言われるのがこれです。日本人は笑わないよね、って。タイにいる日本人同士だとそんなことない気がするのですが、実際日本に行くと、笑っている人が少ないな、と感じることが度々あります。

実際日本では、あまりヘラヘラしていると「軽薄そう」とか「信用ならない」といった印象をもたれれてしまうこともあるでしょう。

微笑みがいろんな意味を持つタイでは(タイもかなりハイコンテキストな文化ですが、日本とは違った方向です)、笑わない人=よくわからない->怖い、となってしまいがち。

いつもニコニコしていれば良い、というわけではありませんが、「笑っていない」ということが日本とは違った印象を与えてしまっているかも、ということを知っておくのはいいかもしれません。

おわりに

各文化圏にそれぞれ特徴的な習慣があり、それがハードルとなったり、逆にビジネスチャンスとなったりします。どちらがいいか悪いか、ではなく、違うのだ、ということを意識していると、外国での仕事がスムーズに進むかもしれません。

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