毎年訪日数を増やしているインドネシア。これから日本に行ってみたいと回答したインドネシア人は8割を超えており、順調に増えていく見込みです。
インドネシア人がどんな場所に興味を持って訪問しているのかをご紹介します。
目次
インドネシア人に人気のある訪問先は？
地域別の訪問率
宿泊地は、東京・千葉・神奈川が3位まで占める関東が圧倒的です。近年は富士山を見たいという観光客が増えてきています。
一方で、インドネシアとほとんど気候が変わらない沖縄は、ほとんど訪れる人がいません。
インドネシア人は、日本らしい“原風景”や自然を求めてやってくることが分かります。雪が人気なのも納得ですね。
現在直行便がある航空会社
いまのところ直行便のある航空会社は3社のみです。
全日空
日本航空
ガルーダ・インドネシア航空
インドネシアからの直行便の発着空港
成田空港
羽田空港
スカルノハッタ国際空港（CGK）
デンパサール国際空港（DPS）
インドネシアから日本までだいたい7,8時間くらいかかります。
時差は2時間です。
インドネシア人が魅力に感じているものは？
日本食
インドネシアでは、日本食は中華に次ぐ人気料理。ジャカルタだけでも1000店舗以上の日本食レストランが存在し、そのうち寿司屋が約3分の1を占めます。ラーメン屋も増えてきています。
また、吉野家、CoCo壱番屋、大戸屋、丸亀製麺など大手フランチャイズチェーンが多数進出しており、国内でも慣れ親しまれていています。
ただし、豚肉・アルコールを摂らないムスリムには配慮が必要です。
ショッピング
日本のふりかけや海苔、お菓子などの食品はお土産の定番。特にキットカット抹茶味や東京ばななの人気が高いです。インドネシア人は、甘い・辛いがはっきりとした濃い味を好む傾向にあるため、わさびや生姜なども好まれます。
食品以外では、女性用の浴衣や100円ショップのグッズ（化粧品や文房具）などを買う人も多いです。
自然・景勝地観光
常夏のインドネシアでは見ることができない、桜や紅葉、雪景色が好まれます。都会での観光よりも、日本の原風景を求める人が多い傾向。
インドネシアで人気のドラマ『おしん』の影響から、日本＝寒いというイメージを抱いている人もおり、夏に訪日するとインドネシアのようなむし暑さに驚かれることも・・・。
科学・技術
日本のロボットや鉄道、自動車に対する関心は非常に高いです。特に新幹線の人気が高く、国内移動の際に使う人が増えています。インドネシアには日本の中古電車が走っていることから、最新の電車を見てみたいという意見も。
また、日本の公共の場における“清潔”さ は安定して評価されています。（特にトイレ！）
アニメ・ドラマの影響大
1990年代から放送が始まったドラえもんやドラゴンボールを筆頭に、子供も大人もみんなアニメを観てくれています。
その舞台となった地や美術館を目当てに観光するという人も多く、ドラえもんミュージアムやクレヨンしんちゃんの舞台である春日部を訪れる人もいます。
また、おしん の影響から、雪景色や日本の伝統家屋をみてみたいという声も挙がっています。
まとめ
インドネシア人はシャイで大人しい方が多く、少し日本人に似ているところがあります。
そんな人たちに日本を訪れてもらって、日本をより好きになってもらえたら、こんなに嬉しいことはないですよね。
インドネシア人が日本のどんなところに魅力を感じているのかを把握して、集客しましょう。
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