コンテンツ制作や記事作成でのネタの調査方法まとめ

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こんにちは。サイトエンジンの毛塚です。

最近このブログの更新頻度を上がるためにどんなことを書こうかを日々考えています。

会社として情報提供しようとブログ、SNSなどをはじめてみたものの、ネタに困って続かなくなるのはありがちな失敗です。途中で更新が止まって放置されているブログやSNSアカウントを大量に見かけます。

実は今書いているこのブログもネタが枯渇して、また他の業務で忙しくなって作業をする担当がいなくなったことで、更新が止まったことがあります。直近で締め切りが迫っている緊急性の高い他の仕事に影響される形で、記事の元ネタを考える時間が捻出できなくなって、ブログやSNSの更新が止まりました。

そのような状況を避けるためにも、この記事では継続的に更新し続けるためのネタの探し方についてまとめています。
コンテンツプランニングをする前の調査の方法でお悩みの方の参考になればうれしいです。

なお、このサイトエンジンブログを更新しているのは記事タイトルにもあるコンテンツマーケティングという手法に本格的に取り組んでみようと思い立ったのが理由です。

コンテンツマーケティングとは?

記事タイトルにある「コンテンツマーケティング」とは、自社の商品やサービスに関連しているかどうかにかかわらずお客様の役にたつ情報を提供して、その分野に興味を持っている人との距離を縮めるというマーケティングの手法です。

参考になる情報を継続して提供し続けることで、あなたの会社を見込み客となる人たちに覚えてもらって、その人たちが購入を検討しはじめたタイミングで思い出してもらって、連絡をもらえるようにします。

もちろんすぐにでも購入したいと考えている人も対象にしますが、なんとなく興味を持っているだけでまだ購入を検討する段階にない人も広く対象にするようにすることが多いです。

お客様の段階によってどういった情報を求めているのかは変わってきますので、それぞれのお客様に適した情報を届けるようにするのが重要です。たとえばまだニーズが具体化されていないけれども興味はある人と、今すぐにでも買いたいと考えている人では必要な情報が違います。

すぐ買いたい人たちだけを対象にするのが効率が良いように見えるのですが、そう考えているのはどの企業も同じなので、その層は競争がすごく激しい状態になっていることが多いです。そのため、情報を届けることが難しくなる傾向にあります。

そのため、競争相手がどんな情報を提供しているのかを見て提供する分野をずらすようにするか、購入意欲のまだ低い層の人が求めている情報もあわせて提供するかを考えるようにします。

競争相手がいない業界、ビジネスの分野も少ないですがもちろん存在していて、そういった状況にある場合にはすぐに買いたい人たちの層だけを対象にした情報だけに注力するということもあります。

つまり、あなたが取り扱っている商品と似たようなものを販売している他の会社の状況次第ということになります。

なお、情報の提供のしかたはブログ、SNS、ホームページ、メール、PDFなど特に形式は問いません。基本的には自社で何らかのメディアを保有して、そこに情報(コンテンツ)を掲載していく方法を取ります。

コンテンツマーケティングは最近できた手法ではなく、かなり昔からある方法です。

たとえば、ミシュランというタイヤの会社は、自社のタイヤの販売促進のために、自動車運転者に向けたガイドブックを1900年につくりました。ガソリンスタンドやホテルの場所わかる地図が含まれたものだったそうです。より多くの人が自動車旅行をすることで、タイヤの売上もあがると考えて作られたということです。

これは、いまではグルメレビューの中でもすごく知名度が高くなっているミシュランガイドです。当初はタイヤ会社のコンテンツマーケティングの1つの方法として開始されたのです。

当時はコンテンツマーケティングという言葉はありませんでした。ただ、自社の見込み客やお客様にとって役にたつ情報を提供して、それを見てくれた人との関係を深めるという取り組みは現在のコンテンツマーケティングと同じです。

コンテンツの元ネタの探しかた、企画立案の方法

だいぶ前置きが長くなりましたが、どのような情報(コンテンツ)を提供すればよいのかを考えるための方法をまとめてみます。

書籍、雑誌

まず書籍や雑誌をそれぞれ数冊ずつ読んでみることをおすすめします。

お客様が読んでいそうな本や雑誌はもちろんですが、業界人向けの事例などが豊富に掲載されているものも参考になります。

初級、中級、上級と難易度別に書籍を3~5冊ずつ読めば、初心者向けにどういったところが多く説明されているかがわかります。また、その分野に詳しい人はどういうことを知りたがっているのかを推測することができます。

以下は私が観光に関連した事業をはじめようと思い立ってから集めた本です。とりあえず興味のあるものから手当たり次第に目を通していっています。

観光関連の書籍

同業他社のホームページ

自社のビジネスに関連した複数のキーワードで検索してみて、同業他社のホームページを上から順番に見てみましょう。

どのような情報を提供しているのかをメモするか、エクセルなどで整理していきましょう。商品の紹介以外にどのような情報を掲載しているのかを確認してください。

ライバルとなる会社のサイトを見て、参考にして似たようなページをつくりたくなるかもしれませんが、自社のサイトで同じような情報を提供することがないように気をつけてください。まったく同じ情報を後から提供しても埋もれてしまう可能性が高いです。

人から話を聞く

インタビュー

他の人に意見をもらうのも効果的です。
ヒアリングさせてもらうことで、ウェブや書籍に一切書かれていない情報を発見することができます。

相手に許可を取ることが前提ですが、聞いたことがそのままコンテンツとして使える可能性もあります。インタビューさせてもらうときに録音させてもらって、それを文字起こしすれば、それが他のお客様にとって役に立つ情報になるかもしれません。

お客様

自社のお客様からお話を聞くと参考になります。ヒアリングさせてもらう機会を積極的につくりましょう。コンテンツをつくるときだけでなく、商品の改善にもつなげられます。
新しい商品を開発して販売開始したあとには、買っていただいたお客様にできるだけ多くの意見を聞かせてもらうようにして、コンテンツ企画に活かすようにしてみてください。

グループインタビューのように、複数人からまとめて話を聞かせてもらうのもよいでしょう。複数人からまとめてヒアリングさせてもらう場合は、全員の意見が流れで同じにならないように注意する必要があります。最初からその意見を考えていなかったにも関わらず、誰かが言ったことに全員が同調することで他の意見が出なくなってしまうのはありがちです。

なお、購入したことのあるお客様に限らないほうがよく、類似品を買ったことがある人や、お客様になる可能性がある人たちにも意見を聞いたほうがよいでしょう。

以下は質問項目の例です。

  • どのように商品を見つけたか
  • なぜ自社の商品を選んだのか
  • 他社の商品とくらべるときにどういった点を意識したか
  • 商品をどのように使っているか
  • 商品にどんな効果を期待して購入したか
  • 購入してみてどのような点を良い、悪いと思ったのか

あなたの商品を買ってくれる顧客の人物像をペルソナといいます。お客様からのヒアリングを通じて、ペルソナをできるだけ詳しくイメージして複数設定することは、情報の伝え方を決めるときに参考になります。

専門家

その道のプロに最新のトレンドに関する情報を聞かせてもらうのも新しいコンテンツの切り口を考えるときに参考になります。

業界に詳しい人だけを向いたのコンテンツになってしまわないように、聞いたことを簡単に説明する方法を考える必要があります。

同僚

製品開発担当、営業担当、カスタマーサポート担当、経営者など同僚に話を聞くことで新しい発見があるはずです。

聞けることの例をそれぞれいくつかあげてみました。

製品開発担当
  • どのようなニーズに着目して開発された商品なのか
  • お客様にアピールしたい商品のポイントはどんな点か
  • 他社の商品との違いや差別化のポイントはどこなのか
  • 商品の使い方、意外な利用方法
営業担当
  • お客様からよくいただく質問や要望
  • お客様が自社の商品と比較している他社の商品にはどのようなものがあるか
  • 自社の商品とあわせて使われている関連した商品
  • お客様が気にされていること
カスタマーサポート担当
  • お客様からよくいただく質問や要望
  • 商品を利用するときにどのような点に困っている人が多いか
  • 商品の使い方がわかりづらい点はどこか
経営陣
  • どのような思いを持って事業をしているか
  • 商品を通じてどう社会に貢献したいと考えているのか

関連
コンテンツマーケティングを会社全体のオペレーションに組み込む方法のまとめ

友達や家族など

自分の業界にどっぷり使っていると、専門的な用語を無意識に多用してしまうものです。
専門用語を使うのが当たり前になってしまっていると、わかりづらい文章になってしまうことがあります。友達や家族など業界のことをまったく知らない人に話を聞かせてもらったり、書いた原稿を読んでもらってわからないところを指摘してもらうことで、詳しく丁寧に説明するべき情報がわかります。

データを見る

アクセス解析や各種データを調べると現在ホームページを訪れている人たちがどういったことに興味を持っているのかがわかります。

ただし、注意しないといけないのが、すでに自社のホームページが対象にできている範囲でしかデータがとれないため、ユーザーが求めている情報のごく一部しか知ることはできません。

アクセス解析

アクセス解析のデータをチェックすれば、どのページが現在人気なのか、どういったキーワードで検索した人がホームページを訪問しているのかなどを知ることができます。

もしまだホームページにアクセス解析を入れていない場合は、Googleアナリティクスなどの無料で使えるアクセス解析データがありますので、すぐに入れて調べるようにしてください。

Googleアナリティクスでは、集客、キャンペーン、オーガニック検索キーワードと選んでいくと、どういったキーワードで検索してあなたのサイトにアクセスしてきているのかを閲覧できます。

リスティング広告の結果データ

リスティング広告ではどのキーワードを経由して訪問したユーザーが成約に至ったのかがわかるようになっていますので、キーワードの一覧を見ると特に購入意欲の高い人がどう検索しているかがわかって参考になります。

また、部分一致やフレーズ一致というキーワードの範囲を広くとる広告出稿方法があるのですが、これによって予想もしなかったような検索の仕方をしている人がいるのがわかります。

ツールで関連したキーワードを調べる

あなたのビジネスに関連したキーワードを自動的に大量に出してくれるツールがいくつもあります。

まずキーワードをできるだけたくさん探してみて、それらを整理、分類してどういうコンテンツをつくるか考えてください。

どのようなツールがあるかは以下の記事を参考にしてください。
SEOやコンテンツマーケティングのための5つのキーワードの洗い出し方 | サイトエンジンブログ

アンケート調査

アンケート調査はコンテンツの切り口を探すのにも使えますが、そのままコンテンツとして使うこともできるので便利です。

選択式の調査だけでなく、自由記述式の質問を入れておくことで、その回答内容をコンテンツとして使うこともできます。

商品への好意的な感想をホームページに掲載するのはどのような業界でも使える普遍的な方法です。

質問サイト、口コミサイトを見る

質問サイトや口コミサイト内を関連したキーワードで検索してみて、やり取りを眺めるのはおすすめの方法です。

質問サイトには、Yahoo!知恵袋、教えてgoo、OKwave、発言小町のようなものあり、口コミサイトには、価格コム、アットコスメ、食べログ、トリップアドバイザー、ウィメンズパークなどがあります。口コミサイトはそれぞれのジャンルでだいたい1つはありますから、まずは最大手のものを参考にするとよいでしょう。

展示会、業界人の集まるイベントに行く

展示会など同じ業界の人が多数参加している場に参加して、業界の現状を聞くのは参考になります。

また、どういった企業のどんなサービスが多く展示されていて、どれくらいそのブースに人が集まっているのかをチェックすると、お客様の関心の強さを知る目安になります。

たまにイベント会場に足を運んで現状の認識をアップデートするのはおすすめです。

社内資料

社内に蓄積されている情報を洗い出してみると、パンフレット、カタログなど意外と埋もれている情報が多いものです。まず、どのような情報が社内にあるかを洗い出してみて、その中でお客様にとって役にたつ情報がないかを考えてみてください。

社内の人にとっては常識に思えるようなことでも、意外とお客様にとっては参考になる情報かもしれません。先入観を捨てて何も知らない立場の人の視点に立って、情報を見なおしてみてください。

以下の記事もあわせて参考にしてください。
コンテンツマーケティングのための社内の情報資産の洗い出しと整理 | サイトエンジンブログ

他の業界の事例を見る

他の業界の事例を見るのも参考になります。どういった内容を提供しているかというのも参考になりますが、それよりもどういう情報の提供方法をしているかに着目して調べると面白いです。

以下のような情報の届け方みたいなものを他の業界含めて参考にしていくとよいでしょう。

  • 参考になる小冊子や地図など
  • マンガ、小説のようなストーリー仕立てのもの
  • 動画
  • グラフや表などを複数盛り込んだレポート
  • お客様をインタビューしてまとめたもの

まとめ:情報を集めたらまずは整理しましょう

上記いろいろなネタ探しの方法を挙げましたが、どのような情報をホームページに掲載していけばよいかがわからずに悩んでいる方の参考になればうれしいです。

調べることに時間を使いすぎるといつまでも進まないので、良さそうな方法を取捨選択をしてください。

これから自社メディアを立ち上げようとしている人も最初にどういった情報が集められるのかをリスト化して、一通り調べてみることをおすすめします。
まず調べる時間をとって、次に各自が集めた情報を持ち寄って企画・編集会議を社内で行ってみてはいかがでしょうか。

そんなに時間をかけずに少し調べたらとりあえず始めてみてください。ホームページやFacebookなどを訪問してくれた人たちの反応を見つつ、どのような内容の情報をどういう形式で提供するのが良いのかを探っていきましょう。

見込み客とコンテンツを提供することでコミュニケーションをとり、新規顧客になってもらうというプロセスを一度経験して、社内でノウハウとして蓄積すればどのような商品にでも応用できます。

コンテンツマーケティングについてこの記事で紹介した部分以外の流れをまとめています。
コンテンツマーケティングとは?始め方と注意点のまとめ

サイトエンジンでは記事内容の企画や編集を代行するサービスを提供しています。
記事作成が継続的にできなくて、更新が止まってしまうという方はご利用ください。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。

2008年サイトエンジン株式会社を設立しました。
学生時代にSEOを販売する代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからデジタルマーケティングの仕事に携わり続けています。

オウンドメディアの構築時の戦略立案や運用などを担当しています。
サイトエンジンではコンテンツマーケティングを中心に新規のリードを獲得し続け、累計800社以上とお取引させていただいています。

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