コンテンツマーケティング導入時に参考になるおすすめの本7冊

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参考書籍
※2014年7月17日 追記して3冊から5冊にしました。
2016年11月10日 追記して5冊から7冊にしました。

コンテンツマーケティングとは、見込み客と既存客が求めているであろう情報を作成し、適切な方法で提供することで、会員登録や購入といった直接的な成果や、知人への共有をしてもらえるようコミュニケーションを取り続けるというマーケティングの方法のことです。価値の高いコンテンツを配信し、能動的に情報を探している見込み客層への認知度を高めたり、見込み客との接点を増やしたりといったことを狙います。自社の商品やサービスの紹介ではなく、役に立つコンテンツを提供し続けるということがポイントです。

どのようなコンテンツを企画制作するかを考えるときに参考になる書籍や、品質の高いコンテンツにするために役に立つ書籍を紹介します。
どの書籍もあまりコンテンツマーケティングという言葉には触れてませんが参考になります。

1.WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル

WordPressのSEOというテーマかのように見えるタイトルですが、コンテンツをどのように企画制作するかという説明の部分も充実していて、とても参考になります。SEOの解説が多くの部分を占めるのですが、コンテンツマーケティングに取り組んでいる方であれば一読をおすすめします。

共感、支持されやすく、拡散してもらいやすいコンテンツのタイプについて解説されています。コンテンツ制作開始前のキーワードリサーチの方法もよくまとまっているので、このキーワード洗い出しの部分だけでも読む価値があります。コンテンツマーケティングでニーズやキーワードの洗い出しは必須作業なので、参考にして取り組んでみてください。

ウェブライダー松尾さん(@seokyoto)という方が執筆されています。ウェブライダーの制作実績などを見ると、バズを起こしてトラフィックを集めたり、自然とリンクを集めてSEOしたりといった意図で企画制作されたであろうコンテンツの例を多数見ることができます。

WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル
松尾 茂起,フロッグデザイン

秀和システム
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著者の松尾さんによる以下の資料も参考になります。
外部リンク獲得のためのコンテンツプランニング(PDF)

2.Web来訪者を顧客に育てる リードナーチャリング

リードナーチャリングとは、見込み客からの問い合わせや資料請求を獲得したあとに、その見込み客と継続的にコミュニケーションを取ることで、最終的な購買までつなげるという考え方です。衝動買いされない比較的金額が高いもの、ビジネスのプロセスとしてウェブサイトだけで完結せず営業担当者が説明に行く必要があるものなどに向いている考え方です。B2Bのサービス提供や、B2Cの商品の中でも住宅、美容整形、保険など、たいていの人が購入までに悩むであろうものが該当します。

この書籍でコンテンツマーケティングに役にたつ部分は、サイト外のユーザーの行動も含めて考えようと説明している点です。ウェブサイトはあくまでもビジネスプロセスの一部分でしかないので、全体含めて考えるよう説いています。

商品やサービスを認知してもらってから、購買に至るまでにいくつかのステップがあるわけですが、それぞれのステップにおいてユーザーが何を求めていて、どう行動するのかを推測して、それをウェブでの情報提供という形で反映させていくのは理にかなった方法です。
直接的な購買につながらなそうなコンテンツでも、ユーザーの検討プロセスの中で求められている情報であれば積極的に提供していくべきです。

具体的にどうするのかという部分はあまり触れられていないのですが、リードナーチャリングの概念を理解しておくだけでだいぶコンテンツの企画が立てやすくなると思います。

Web来訪者を顧客に育てる リードナーチャリング Web来訪者を顧客に育てる リードナーチャリング
上島 千鶴,古賀 雅隆,板倉 雅人

日経BPコンサルティング
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3.Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで

Webのための文章の書き方を丁寧に解説している本です。コンテンツを実際に制作するときに、この本の内容を参考にして社内でガイドラインをつくっておくと、一定以上のクオリティのコンテンツを安定して作り続けることの助けになると思います。

  • 文章は見出し、あらすじから考える
  • 起承転結を意識し、なかでも「転」の部分に着目してそこから取り組む
  • ズームイン、ズームアウト、パンといった視点の変え方でテーマをとらえてあらすじとしてまとめる
  • 結論から文章を書くことはときに適切な方法でない
  • 人の関心興味を引くための見出しやSEOに効果的な見出し、要約のための見出しの分類とつけかた
  • プレスリリースや商品説明文などの用途ごとの文章の書き分け

といった内容が豊富な例とともに説明されてます。

また、各種Googleのツールを使って文章のネタ元を収集する方法も紹介されています。

Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで (WEB PROFESSIONAL) Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで (WEB PROFESSIONAL)
林千晶,中野克平,中田一会,井上果林,小川治人,君塚美香,吉澤瑠美

アスキー・メディアワークス
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4.ザ・サンキュー・マーケティング

ワインショップをコンテンツマーケティングを活用して盛り上げていく過程がわかる実践的な本です。
理論だけでなく、著者が実際に試して成功した施策が紹介されているのでとても参考になります。
ただ集客するだけでなく、継続的にコミュニケーションを撮り続けることでお客様との関係を深めていく過程も説明されています。

ザ・サンキュー・マーケティング ザ・サンキュー・マーケティング
ゲイリー・ヴェイナチャック,金森 重樹

実業之日本社
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5.見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法

お客様の声をどのように収集して、どう活用していくか、そのシンプルな1つのことについて丁寧に解説している良書です。

以下のようなことが学べます。

・同業他社を出し抜くためのコンテンツのポジショニング
・顧客は「自分がなぜその商品を選んだのか、はっきり言語化していない」ので、それをどう言語化して文章に落としこむのか
・作った事例を複数の形式で活用する方法
・お客様へのインタビュー項目の作成から当日の写真撮影の方法
など

この本で説明されているような事例広告を作ると、サイトの成約率が上がります。

見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法 見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法
村中 明彦

ダイヤモンド社
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6.新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

わかりやすく、最後まで読まれる文章を書くためのテクニックがまとまっています。
これをコンテンツマーケティングに取り組む前にチームで読めば、文章の平均品質が上がること間違いなしです。

基本がまとまっているのですが、意外とすべてやりきれているメディアは少ないように感じました。
何か原稿を書く仕事についている人は読んだほうがいいです。

読みやすい文章を書くことは、バズらせる確率を上げるためにも大切なことです。わかりづらく、最後まで読まれない文章はシェアしてもらえません。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
唐木 元

インプレス
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7.エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書

最後にようやく「コンテンツマーケティング」という言葉がタイトルに入った本を紹介します。
この本は、コンテンツマーケティングの第一人者ともいえるアメリカ企業、CMI: Content Marketing Instituteの創業者が書いています。

とにかく実践的な内容がまとまっています。言葉の定義や概念と、たくさんの事例だけをまとめたコンテンツマーケティングの本とは一線を画します。

はじめる前の考え方もまとまっていますから、先に読んでおくと失敗する確率を減らせます。

エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書 エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書
ジョー・ピュリッジ,郡司 晶子,大川 淳子,長尾 千登勢,坂井 政文,醍醐 辰彦,四宮 拓真,中里 慶昭,石井 裕太

日本経済新聞出版社
売り上げランキング : 25590

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他におすすめの本があったら教えてください

コンテンツの中でも、1.企画、2.前提となる概念、3.書き方、4.事例、5.お客様の声のヒアリングという特定の部分の深堀り
といった若干ジャンルの異なるおすすめの本を5冊紹介しました。参考にコンテンツマーケティングに取り組んでみてください。

他に良い本などありましたらぜひ教えてください。

ウェブマーケティングに興味のあるかたは以下もあわせてご覧ください。
SEOを勉強するために順番に読むと効果的な定番の本3冊

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この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。
学生時代の2004年にSEOの代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからウェブマーケティングの仕事に携わり続ける。
2008年サイトエンジン株式会社を設立。2010年にはタイに関連会社(ユニモン株式会社)を設立。東京とタイとインドネシアで事業を展開。

海外向けのSEO、リスティング広告のディレクション業務を行う。

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