スタートアップがSEOでの集客に成功するまでの流れや考え方

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スタートアップこそ最初のタイミングでSEOを成長エンジンの一部として有効に活用するべきです。
SEOはどんなサイトでもしないよりはしたほうが良いというもので、何も意識せずにサービスを設計するのはとてももったいないです。他の集客方法を中心に据えてあまりSEOに注力しないという選択肢ももちろんありますが、最低限の基本的な部分は抑えておいて損はないです。

SEOを主な集客方法として、そのノウハウを高めた結果として高い利益率を維持したり、上場しているような会社はいくつもあります。

1.社長、CEOがSEOの価値を理解する

権限を持っている人がSEOの価値と基礎を理解していないと、SEOのプロジェクトは進まないか、作業が頓挫します。できたばかりの会社であれば、サービスやサイト制作の責任者のレベルではなく、社長、CEOがSEOを理解しておくことをオススメします。

まずは基本的な書籍Googleの公式ドキュメントを読むところから始めてみましょう。
基礎を把握しおえたら、すぐに自社サービスに適用してみてください。多少なりとも目に見える効果があらわれるでしょう。

基本を抑えたあとは、SEOに詳しい人に教えてもらいましょう。
インターネット系のスタートアップを経営している人であれば、おそらく知り合いにSEOにとても詳しい人が1人はいるでしょうから、その人にお願いして話を聞いてみましょう。紹介経由で探せばたとえ無料でも相談に乗ってくれる人は何人か見つかると思います。

本を読めばわかるようなことや、検索すればすぐにわかるようなことを質問すると、どんなに詳しい人に聞いても同じ回答になってしまうので、対面で聞くメリットが薄くなると思います。基礎は抑えてから誰かに相談したほうがよいと考えます。

2.基礎知識を社内で共有して制作時に意識できるようにする

責任者の方が身につけた知識やノウハウを社内に共有して、サービスの運営に携わる人すべてがある程度理解できている状態を目指してください。たとえばページのタイトルの決め方ひとつをとっても、SEOの知識を多少持っている人と、そうでない人で差が開きます。

社内でデザインとSEOが相反するものという認識がある場合は間違っているので無くしてください。SEOとデザイン、コンテンツを両立させてユーザーにとって最も良い内容はどのようなものかを考えましょう。

3.資産となるコンテンツという考え方を持つ

SEOを広告と似たようなものだと捉えていると損をします。

あとに残り続ける資産にすることを目指してコンテンツを制作してください。流行り廃りのある情報をあまり取り扱わず、数年後でも価値があまりかわらないであろう情報を優先させてニーズの高い順に制作していくのがポイントです。

アクセスを積み上げていく発想を社内で共有してください。ページ数に平均流入数をかけたものが全体のトラフィックとなります。

立ち上げ直後のアクセス推移

サイト立ち上げ直後3ヶ月間のアクセス推移の例です

どうしてもアクセスが入ってくるまでに時間がかかりますので、できるだけ早くある程度のページ数をまとめて公開しておきましょう。最初の公開日が早ければ早いほど良いです。

4.細かく改善のサイクルをまわす

とにかく細かく改善のサイクルを回すようにしてください。例えばタイトルタグを変更するというちょっとした変更でも実施時期と成果を記録して、定期的に見直すことをしてください。

サイトにかかわるすべての人が設定したKPIの推移と、過去に実施した施策の内容を気軽に閲覧できるようにして、小さなアイデアがとにかくたくさん出てくるようにしましょう。

5.テストに細かく投資、成功パターンを見つけたら一気に投資

まずは1アクセスあたりの目標金額を決めて、その目標金額に収まる範囲内で集客できるSEO施策を見つけるためのテストを繰り返していきましょう。ある程度のまとまった量をこなさないと誤差かどうかの判別がつきませんので、一定量を決めてそれをこなしてください。

カテゴリやタグによる分類を増やす
データベースを元にページを増やす
タイトルタグやディスクリプションを見直す
記事を書いてページを追加する

など、さまざまな方法が考えられます。
ある程度まとまった量の作業をしてみて、作業あたりで平均してどれくらいアクセスが増えるのかを計測しましょう。

最初はできるだけお金をかけずに実験してみて、費用対効果の目標範囲内でアクセスが伸びる上手く行く方法が見つかったら、専用の人員を採用したり、外注を使うなどして一気に作業を進めてください。

ある程度作業を続けていくと、だんだんと伸びが鈍化してきます。常に新しい方法も継続的に探し続けて、現状の成功パターンの効果がなくなる前に次に注力する方法を見つけなくてはいけません。

最後に

SEOはあくまでも集客のための1手段でしかないので、他のよい方法とあわせて検討してください。最初の設計のタイミング以外ではSEOのための作業を一切せずに、まずは1人のユーザーが他のユーザーを何人紹介して連れてきてくれるのかという数値のバイラル係数をいかに1以上にもっていくかに注力するなどもアリだとは思います。

SEOのために作業をするのではなく、ページや新機能の追加などのサイト変更のときにSEOをおさえた作り方をするだけでだいぶ結果が変わってくるでしょう。知っていればほとんどの追加の作業時間などが発生せずにできてしまうものが多いですので、基礎だけは抑えておいて損はないと思います。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。
学生時代の2004年にSEOの代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからウェブマーケティングの仕事に携わり続ける。
2008年サイトエンジン株式会社を設立。2010年にはタイに関連会社(ユニモン株式会社)を設立。東京とタイとインドネシアで事業を展開。

海外向けのSEO、リスティング広告のディレクション業務を行う。

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