被リンクを集めるSEO効果からみるエイプリルフールネタの費用対効果(ROI)

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エイプリルフール
4月1日ということで各社エイプリルフールネタの特集ページを公開して盛り上がってますね。

エイプリルフールネタの公開はSEOに効果がありそうです。多くのブログやサイトに紹介してもらうことできるので、自然なリンクを集めやすいためです。また、すでに毎年の恒例行事になっているため、エイプリルフールネタをまとめるページを作成するメディアが年々増えてきています。そのようなメディアでは、とにかく多数のページを集めるようにしていると考えられるので、一定水準以上のクオリティに達してさえいれば、ただ連絡すれば掲載してくれるところもあるでしょう。
さらに、大手メディアのまとめページは注目を集めていることが多く、リンクだけでなく、トラフィックの流入も期待できます。

費用対効果(ROI)を意識して取り組んでいる会社がどれくらいの比率であるのかわかりませんが、自然な被リンクを集めることで、本業にもプラスに働くかもしれません。

実際どれくらいリンクが集まっているのか?

以下のページを参考にして、昨年のエイプリルフールの特集ページにどれくらいリンクが集まっているのかを少しだけ調べてみました。

エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2012年版 – GIGAZINE

データは被リンクの数をチェックするツールOpen Site Explorerのものです。なお、トップページにネタを掲載していたサイトはエイプリルフールの影響によるリンクだけをカウントするのが難しいので、特集ページ専用のURLがあり現在もURLが生きているサイトのみをピックアップしました。なお、ツールがクロールしている範囲でしか被リンク数はカウントされてませんので、実際は以下の何倍かはあると考えられます。

Open Site Explorer

CloudCore VPS 二○一二 四月馬鹿 雲野コア誕生 KDDI ウェブコミュニケーションズ 319リンク http://www.cloudcore.jp/vps/kumonocoa2012/

劇場アニメ戦車男 22リンク http://www.ufotable.com/tankman/

Google日本語入力モールスバージョン 185リンク http://www.google.co.jp/ime/-.-.html

萌え Watch Impress Watch 50リンク http://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi12/

窓の社 窓の杜 28リンク http://www.forest.impress.co.jp/yashiro/2012/

amiPad3(アミパッド3)次世代タブレット、予約受付開始!! 12リンク http://amiz.jp/20120401/pc/

デリーポーランドZ 21リンク http://portal.nifty.com/cs/april2012/list/1.htm

チャンシー肉まん新発売! – チャンスイット 10リンク http://www.chance.com/april/nikuman/index.jsp

マッスルコレクション ~失われたエターナルオブカオス編~ – プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」 379リンク http://muscle.gmobb.jp/

グローバル化を見据えアイレップがリニューアル!~外国人と鼻フックでコミュニケーション~ 471リンク http://pr.irep.co.jp/af2012/

ムービック春のパンツ祭り♪ 8リンク http://www.movic.jp/info/pancole/

英語・英会話のロゼッタストーンが「シャベル」を発売。 11リンク http://www.rosettastone.co.jp/lp/shovel2012/?trflg=1

ねこらぼ 1,632リンク http://nlab.itmedia.co.jp/nl/subtop/neco/

ビールテイスト飲料【月極駐車場】限定販売 | 元祖地ビール屋【サンクトガーレン】 54リンク http://www.sanktgallenbrewery.com/news/20120401.html

どきどきぽっぷんみゅーじっく 25リンク http://www.konami.jp/bemani/popn/music20/doki/doki/popn/120401/

費用対効果(ROI)はどれくらいか?

当たれば大きいものの、あまり上手くいっていないケースだと数十程度しかリンクが集まっていない状態でした。

会社によってまったく制作にかけている工数は大きく異なると思われますが、簡易的なものをデザイナーが1、2日かけて制作するとして、費用が5万円程度だと仮定すると、上手くいってないケースでも1つの被リンク獲得あたり平均数百円から千円くらいということになり、悪くない数値だと思います。

ちなみにソーシャルメディアの普及で年々話題としてエイプリルフールネタは広まりやすくなっているはずですし、まとめページを作るメディアも増えてますので、去年よりは今年のほうがより多くのリンクを集めやすいのではないかと思われます。

効果を高めるための工夫

ちょっとした工夫でリンクによって得られるメリットを増やすことができます。来年も取り組むという方の参考になればうれしいです。

1.特集ページのタイトルにはきちんとサービスに関連したキーワードを入れる

サービスに絡めたネタを選び、タイトルタグにキーワードをしっかり入れておきましょう。

2.専用のURLを用意するのではなく、トップページを特集ページする

できればエイプリルフール特集ページの専用URLを用意するのではなく、トップページを変えてしまったほうがよいでしょう。トップページであれば、リンクが大量に集まったときに、より大きな効果が期待できます。
ただし、トップをエイプリルフールネタにするのは、ブランドに傷をつけたり、その日の売上が激減したりといったデメリットも考えられますので注意してください。

せっかく作ったものをエイプリルフールが終わったら消してしまうのももったいないので、まずトップページを切り替え、終了したら

/2013aprilfool.html

などのURLを別途用意して、そこに置いておくとよいと思います。

3.下層ページで作成する場合はURLを残す

この記事を書くにあたって、かなりの数の2012年のエイプリルフール特集ページにアクセスしましたが、3分の2以上はすでに閲覧できなくなっており、URLがなくなってしまってました。せっかく集まった被リンクの効果がなくなってしまいますので、できるだけURLは残しましょう。期間を決めずにずっと残しておくのが望ましいです。どうしても消さなくてはいけないという場合は、404にしてしまうのではなく、適切なページに301リダイレクトしましょう。

参考:2013年エイプリルフールのまとめページ一覧

エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2013年版 – GIGAZINE

【超速報】エイプリルフールまとめ 2013年もガンガンまとめるよ! – ねとらぼ

2013年のエイプリルフールなサイトまとめ–随時更新中 – CNET Japan

2013年エイプリルフールまとめ – ガジェット通信

【2013年】今年もすごい!各社の #エイプリルフール ネタを更新中 – NAVER まとめ

まとめ

トップページを切り替える形式ではなく、下層に特集ページをつくったケースの被リンク数だけを調べましたが、調べ始めたときに想像していたよりも平均値は少なかったです。とはいえ、費用対効果としては試す価値は十分にある水準だと思います。
取り上げてもらいやすいタイミングではあると思いますので、上手く話題になるようなコンテンツを企画制作してみてください。

この記事がエイプリルフールネタに取り組む時間なんてないと考えている会社の方が検討してみるきっかけになればうれしいです。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。
学生時代の2004年にSEOの代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからウェブマーケティングの仕事に携わり続ける。
2008年サイトエンジン株式会社を設立。2010年にはタイに関連会社(ユニモン株式会社)を設立。東京とタイとインドネシアで事業を展開。

海外向けのSEO、リスティング広告のディレクション業務を行う。

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