Googleアドワーズは先日エンハンスト化されて、PC用とモバイル用の区別がなくなり、基本的にはフルブラウザを搭載したすべての端末に広告が表示されるようになりました。特別な設定をしておかないとPCにだけ出していたつもりがスマートフォンやタブレットなどの携帯端末でも表示されてしまうということです。
スマホ経由でのアクセスの比率が高まり続けているので、なるべく早くスマホに対応するべきではあります。
しかしながら、まだPC向けにしかページを制作しておらず、アドワーズ経由でスマホからアクセスされても、専用のページがないため成約につながらないというサイトはまだまだ多いのではないでしょうか。
無駄なクリックが発生することで、アドワーズの費用対効果が悪くなります。スマホへは広告を表示させないようにすることで、予算をその分PCユーザーを集めることに使えますので、より多くの成約が見込めます。
Googleアドワーズでスマホやタブレットでの広告を停止するための方法を説明します。
1.「設定」タブをクリック
キャンペーンのページの「設定」タブをクリックしてください。
2.「設定」タブのすぐ下にある「デバイス」をクリック
「設定」をクリックすると、タブのすぐ下に「すべての設定」「地域」「広告のスケジュール」「デバイス」の4つが表示されますので、
「デバイス」をクリックしてください。
3.入札単価調整比を変更します
「フル インターネット ブラウザ搭載の携帯端末」の「入札単価調整比」の箇所をクリックして、引き下げ率を100%に設定します。
タブレットでも広告を停止したい場合には、「フル インターネット ブラウザ搭載のタブレット」でも同様の作業をします。
まとめ
エンハンストキャンペーン導入後からどうもCPAが上がっているという方は、スマホ経由のトラフィックの比率が高まったことが原因かもしれませんので、PCとスマホの成約率や成約数などを比較してみて、もし問題があるようであればスマホでの広告表示をやめましょう。
スマホでも問題なくPCと同じような成約率がある場合には、出稿をやめることでただ単に成約数が減るということになりますから注意してください。
逆にPCからのコンバージョンがまったくない場合にはスマホだけに広告を配信するという方法もあります。
要は費用対効果の高いほうに集中して予算を投下したほうがよいということです。
この記事を書いた人
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1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。
2008年サイトエンジン株式会社を設立しました。
学生時代にSEOを販売する代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからデジタルマーケティングの仕事に携わり続けています。
オウンドメディアの構築時の戦略立案や運用などを担当しています。
サイトエンジンではコンテンツマーケティングを中心に新規のリードを獲得し続け、累計800社以上とお取引させていただいています。
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