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旅行でも海外出張でも、常に必要なのは航空券
海外に行く時、手間がかかるし、費用がかさみやすいのが航空券ですよね。 「手配が楽で安心だから」「旅にあまり慣れていないから」となんとなく旅行代理店に全て手配をお任せしていませんか?
知っているか知らないかの違いで、今まで支払っている金額の半額くらいになることもあれば、中には数千円で航空券が買える場合もあります。 これが1人分のフライトではなく、複数人の手配になる場合には、特に知っておきたいですよね。
この記事では、航空券を安く取るちょっとしたコツや、おすすめの航空券比較サイトについてまとめました。
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航空券を安く抑えるための7つのコツ
どれも一手間はかかりますが、その一手間で最終的に大きく費用を抑えることができるかもしれません。
1.オフシーズン・安い曜日を狙う
価格重視・渡航時期がフレキシブルな人は、オンシーズンを避けるだけでもある程度航空券の値段を抑えることができます。 時期は同じでも、曜日が異なれば価格は大きく異なります。例えば金曜日発のフライトは概して値段が上がりやすい傾向にあります。
たとえば、後ほど紹介するSkyscannerでは、1ヶ月の中での最安料金や、1年の中の最安月を簡単に調べることができます。
2.複数の航空券比較サイトを使って、値段の相場を見る
時間がなければ1つの航空券比較サイトで十分かもしれませんが、比較サイトによってかなり値段に差がある場合があります。念のため複数調べるのがおすすめです。
3.航空券比較サイトは最安のLCC航空会社を知るために使う
航空券比較サイトで安いフライトを見つけても、いきなり予約をするのではなく、一度航空会社のWebサイトから直接値段を調べてみましょう。航空会社から直接手配をした方が安く済むことが多いです。(たまに代理店を通している方が安い場合もあります。)
4.LCCのメルマガに登録するか、SNSをフォローする
LCC・航空会社の中には、数百円・数千円という信じられないキャンペーンをするものがあります。
例えば筆者はフィリピンのセブ島に現在住んでいますが、LCCのセブ・パシフィックのFacebookページと、Air Asiaのメルマガはよく見ていて、セールになったらチェックをするようにしています。(この間取ったセブ島・東京間のチケットは約6,000円でした。往復1万円以下で取られたという方もよく見かけます。)
時間に余裕がある方は、予めLCCのメルマガやSNSから情報を取る準備をして、安くなったタイミングで取ると、かなり費用を抑えることが可能です。
5.航空券は、プロモ期間か4ヶ月前を目安に取る
4〜5ヶ月前が、航空券を安値で取りやすいとよく言われています。日程が早く分かっていれば、早めに押さえて置いたほうが良いかもしれませんね。
6.航空券比較サイトで、アラートを立てるよう設定する
航空券比較サイトの中には、安いフライトが出た時にメール通知などで教えてくれるものがあります。探している航空券が高くてすぐに決めきれない場合には、アラートを立ててキャンペーンフライトが出るのを待っても良いかもしれません。
7.(可能であれば)英語で情報を取ることに慣れる
日本発着の便は日本語サイトでもあまり問題がないのですが、海外都市間のフライトに関しては英語サイトで情報を取った方が安いフライトを見つけられる場合があります。
また、海外発のWebサイト(LCC航空会社のサイトなど)に関しては、日本円以外の通貨を利用して値段をチェックしてみてください。日本円換算のレートが悪く、決済通貨を日本円以外にしてクレジットカードの換算レートを利用した方が安く済むこともあります。
知っておいて損なし!おすすめの航空券比較サイト厳選4つ
航空券比較サイトは、国内・海外を問わず多数存在しています。ただ、比較サイトを数多く知ること自体にはあまり意味がないので、その中で使い勝手の良いもの・料金が安いもの2〜3つに絞っておくと良いと思います。また、
- 旅慣れしているか(航空会社で直接航空券を手配することに抵抗がないか)
- 何を重視するか(最安か、手配の楽さか、マイルか、など)
- 英語サイトに抵抗がないか
などによって、使いやすい航空券比較サイトは変わると思うので、ご自身に合う航空券比較サイトを見つけてみてください。
なるべく最安で行きたいけど、英語サイトはちょっと不安
Skyscanner
旅人の中では定番の航空券比較サイトです。筆者自身現在旅をしている関係で、頻繁に航空券をチェックしていますが、行き先が決まって最初に調べるのはSkyscannerです。
良いところ
- 日本語対応
- 海外都市⇒海外都市の検索も簡単(海外からの航空券手配に便利)
- スマートフォン・タブレット用のアプリもある
- 出発地が決まっていれば、行き先が決まっていなくても検索できる
- Expedia・HIS・DeNAトラベル(旧スカイゲート)など、大手比較サイトや格安旅行代理店の情報も一気に検索できる
- 1ヶ月の間で最安の料金を簡単に見たり、1年間で最安の月を見ることもできる
懸念点(個人の所感含む)
- 英語で使う方が使い勝手が良い
- 日本円換算のレートが若干高い
旅慣れない方でも使いやすい!安心重視で手配したい
トラベルコちゃん
まだ海外旅行の経験がほとんどなかった学生の頃、私はトラベルコちゃんをかなり愛用していました。日本発着の便で、なるべく安い航空券やツアーを探している方にはかなりおすすめです。
良いところ
- 比較表が分かりやすい(乗り継ぎ回数や値段が見やすい)
- 手荷物料金を含めた値段が分かる場合がある
- ホテル込のツアー料金も安い(まれに航空券自体より安いことも)
- Expedia・HIS・DeNAトラベル(旧スカイゲート)など、大手比較サイトや格安旅行代理店の情報も一気に検索できる
- 「日本語対応サイトのみ」を表示することもできる
懸念点(個人の所感含む)
- 検索時、サイトがとても重い場合がある。 (海外からアクセスした場合に、検索に3分以上かかったこともありました)
- 海外都市間の行き来は、他のサイトの方が使いやすい
Expedia
マイルを溜めたい方や、ホテルの値段が気になる方にはExpediaがおすすめです。2015年10月現在、期間限定キャンペーンとして、航空券とホテルを予約するとホテル代が大きく割引になるキャンペーンを行っているようです。
良いところ
- ホテルも安い(最安価格保証)
- マイルを貯めることも可能
- 検索結果の絞込を、値段のほか「空港の場所」「乗り継ぎ回数」「出発時間」「航空会社」でも簡単にかけられる
懸念点(個人の所感含む)
- ホテル代最安価格保証は、他サイトが会員限定価格などをしている場合には適応されない(私はホテルを結局Agodaで予約することが多いです。)
とにかく最安が良い、Skyscannerと比較するものが欲しい
momondo
私は普段、Skyscannerと合わせてmomondoをチェックするようにしています。先日スリランカからニューデリーのフライトを見ていたのですが、Skyscannerでは約28,000円のチケットが最安だったのに対し、momondoでは最安約18,000円ということがありました。
良いところ
- Skyscannerより安いチケットが見つかることがよくある
懸念点(個人の所感含む)
- 日本語非対応
- ユーロが基本通貨(米ドルも可能)
その他の有名な航空券比較サイト
その他、下記の比較サイトも人気があります。比較サイトの数を多く知っておくより、安くて使いやすいものいくつかに絞る方が時間を無駄にしないので、ここでは紹介に留めておきます。
- Kayak(海外発のシンプルで見やすいサイト、日本語対応あり)
- Hipmunk(英語サイト、サイトが分かりやすい)
- e-tour(トラベルコちゃん同様、旅初心者でも分かりやすい)
- ab-road(リクルートが運用している・安心感が強い)
- 楽天トラベル(マイルが溜まる、楽天を普段から使っている人にメリットが多い)
おわりに:手間をなるべく省きたい人は
航空券比較サイトを複数使って見ると、最安を見つけることができるかもしれませんがその分どうしても手間がかかります。
なるべく楽に手配したいという方は、とりあえず一度比較サイトにいくつか触れてみて、使いやすいと思ったものを1つか2つ選んでみるのはいかがでしょうか。その後行きたい発着地点を通っている航空会社を調べて、キャンペーンを待つだけでも十分効果はあると思います。
以上、航空券の費用を安く抑えるためのコツについてご紹介しました。みなさんの航空券手配の参考になれば幸いです。
この記事を書いた人
- 1988年生まれ、香川県出身。東京大学法学部を卒業後、2013年よりフィリピン・セブ島の語学学校「NexSeed(ネクシード)」の立ち上げに参画、サービスマネジメントとマーケティング全般を担当。