ワードプレスでSEOするならおさえておきたいURLカスタマイズ・変更用プラグインまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

URL
ワードプレスでサイトをつくるときに入れておきたいURLを加工するためのプラグインを紹介します。

ワードプレスでSEOをするときにはぜひ導入しておいてください。

1.カテゴリページURLの不要な文字列を削除するWP No Category Base

WP No Category Baseは、カテゴリページのURLについている無駄な category という文字列を削除するためのプラグインです。

たとえばこの記事は「ワードプレス」というカテゴリに属しています。通常カテゴリーのページのURLは以下のようになります。

http://blog.siteengine.co.jp/category/wordpress

WP No Category Baseを入れることで、無駄な category という文字列が消えて、URLが以下のように切り替わります。

http://blog.siteengine.co.jp/wordpress

2.URL変更後のリダイレクトを管理するRedirection(リディレクション)

Redirection(リディレクション)は、ページのURLを変更したときに、リダイレクト元URLとリダイレクト先を紐付けて管理するためのプラグインです。

プラグインをインストール後に「ツール」 → 「リディレクション」を選ぶと以下のような画面が表示されますので、ソースURL(リダイレクト元)と、ターゲットURL(リダイレクト先)を指定します。

リディレクション

リダイレクトしたとしても評価がすべて引き継げるわけではありませんので、極力URLは変更しないのが望ましいですが、どうしても変更する必要が生じた場合には、このプラグインをつかって管理してください。

3.日本語URLになるのを防いでくれるSlug or PostID

Slug or PostIDは、記事のURLにタイトルと同じ日本語が自動的に入ってしまうのを防ぐためのプラグインです。一見日本語URLが設定されているように見えますが、投稿すると post ID がURLになります。

都度URL(スラッグ)を英字で指定すればいいのですが、管理者が複数になったときに運用上英字スラッグを設定するのが難しい場合には、このプラグインを入れておくことで日本語URLのまま投稿されることを防ぎましょう。

使うためにはパーマリンク設定で、「%postname%」を指定する必要があります。

日本語URLは長くなりすぎてソーシャルメディアで共有されたときなどにURLが途中で切れてしまうことがありますので、特別な理由がない限りは使わないことをおすすめします。データベースを元にして膨大な数のページを生成する場合には利用する価値があるかもしれませんが、それ以外では避けたほうがよいです。

4.ページのURLの末尾に.htmlをつけてくれる .html on PAGES

.html on PAGESはページのURLの最後に.htmlをつけてくれるというシンプルなプラグインです。

ページのURLが

http://blog.siteengine.co.jp/about

というURLになっているところを

http://blog.siteengine.co.jp/about.html

のように修正してくれます。ちなみにこのブログではつかっていません。

example.com/about よりも example.com/about.html のほうがSEOで強いと考えている方は導入するとよいでしょう。
両方同じという意見が多いかと思いますが、弊社では about.html や about.htm のほうが上位になりやすい傾向にあると考えています。いくつかの大手メディア運営企業もこの考えを持っているようで、すべてのサイトでこのURLの運用ルールを徹底していることがあります。

5.パーマリンクを自由に設定できるようになるCustom Permalinks

Custom Permalinksは、各投稿に自由にパーマリンクURLを設定できるようになるプラグインです。URLを都度カスタマイズする必要があるときに使えます。

ただ、自由になる反面、次々と新しいディレクトリを設定できてしまうため、気をつけないとあまりページが含まれていないディレクトリが大量にできてしまうことがあります。このプラグインを利用するときには、URLの運用ルールを決めておくようにしましょう。

まとめ

URLの構造を最初に設計して、それを実現するために必要なプラグインを入れておきましょう。すでに長期間ワードプレスをつかってサイトを運営されている方は、いまからURLを変更することによるメリットと、作業の手間やURL変更によるリンクの評価が下がることによるSEOのマイナス作用とを比較しつつ検討してください。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。

2008年サイトエンジン株式会社を設立しました。
学生時代にSEOを販売する代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからデジタルマーケティングの仕事に携わり続けています。

オウンドメディアの構築時の戦略立案や運用などを担当しています。
サイトエンジンではコンテンツマーケティングを中心に新規のリードを獲得し続け、累計800社以上とお取引させていただいています。

記事作成の無料お見積り依頼、ご相談はこちら

お問い合わせ - サイトエンジン株式会社
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。