(2016年11月17日 7から13へ追記しました)
サイトからの問い合わせや申し込みを増やすにはどうすればいいかをお問い合わせをいただくことが多いので、
あまり手間がかからずに導入できて、成約率を上げることのできる改善方法を紹介します。
簡単にできるわりには効果を実感しやすい改善方法なので、
できるものがあればぜひ試してみてください。
目次
スタッフの顔写真を掲載する
店長、社長、バイヤー、カスタマーサポート、店員など、会社やサイトに関係している人の名前と顔写真を掲載します。
名前を出すのが難しければ、写真だけでもいいです。
個人ではなく、集合写真でもよいです。とにかく働いている人の雰囲気を伝えましょう。
人の顔や名前が掲載されていることで、安心してもらうことを狙います。
最近ですと、FacebookやTwitterなどと連動させてもいいかもしれません。普段の他の人とのやり取りや、つながりを見てもらうのもいいと思います。
電話番号を目立つ位置に大きく掲載する
電話番号を大きく掲載して問い合わせできるようにしておくことで、反応してもらえる率が上がります。
ヘッダーなどに大きく電話番号を掲載して、問い合わせを受け付けていることがすぐにわかるようにしましょう。
また、問い合わせフォームの前後にも電話番号を記載しておくことで、急いでいる方やフォームの入力を面倒に感じる方が問い合わせを中止してしまうのを防ぐことができます。
電話番号の近くに対応時間や対応日を記載しておくと親切です。
「営業時間 平日9:00-18:00」などの表記です。
問い合わせ、申し込みなどのフォームを見つかりやすくする
フォームへのボタンを大きくしたり、色や配置を変えたりして目立たせる
すべてのページにフォームを掲載してクリックなしでページ下部から直接入力ができるようにする
といったサイトを閲覧している人がフォームにたどりつきやすくするための変更をしましょう。
フォームの項目数を必要最低限のものに絞る
記入しないといけない項目数が多ければ多いほど、面倒に感じて途中で入力を辞めてしまう人が増えます。
お客様の属性をできるだけ詳しく取得したいと思っても、必要最低限のものに絞りましょう。
名前とメールアドレスだけを記入してもらうフォームと、
それに追加で住所、生年月日なども記入してもらうフォームでは、
前者のほうがはるかに成約数が多くなります。
フォームの記入例を書く、リアルタイムで入力補助し、エラーも出す
フォームの入力をできるだけ簡素化して、わかりやすくしましょう。
記入例を各項目の横に記載しておくと、どう書けばよいのかわかりやすくなります。
また、フォームを記入している途中に、間違っている箇所があれば、自動で指摘されるようにしておくと入力を完了してもらう率が改善されます。
さらに、自動で入力を手伝ってあげる機能があるとなおよいです。
たとえば、郵便番号を入れただけで住所が自動で途中まで入力されるようにする方法があります。
フォームに誘導するボタンの文言を変更してテストする
フォームに誘導するボタンをちょっと変更するだけで、大きくクリック率が変わることがあります。
同じメールアドレスを登録してもらうのでも、
会員登録、次へ、無料資料請求、新規登録など様々な表現があります。
ユーザーの心理的抵抗の少なそうな表現を選ぶようにしましょう。
押すことで買うのが確定されるという印象を与える文言にするとコンバージョン率が落ちやすくなります。
お客様の声、推薦文を掲載する
お客様の名前や社名
感想文・推薦文
顔写真
などをサイトに掲載しましょう。
数行のコメントでも大きく成約率が変わることがあります。
事例を掲載する
商品・サービスを使用中の写真や説明文と、利用した結果などの実例を
複数並べることで、サイトの閲覧者が使っている様子をイメージできるようにしましょう。
お客様の名前や写真を掲載して詳しく説明できればなおよいです。
スクロールせずに見える位置に商品・サービスを利用することのメリットを掲載する
商品やサービスを利用することでどんなメリットがあるのかをイメージしやすい形で掲載します。
下にスクロールしなくても見える位置に掲載します。
どんな機能があるかを説明するのではなく、利用後にどんないいことがあるのかを説明するようにしましょう。
よくある質問(FAQ)を掲載する
多くの人が不安に感じそうな要素を先回りして、質問とその回答として掲載しておきましょう。
購入前のお客様から聞かれる質問、購入済みのお客様からよく聞かれる疑問点などを整理して掲載しておきます。
サイトを読んで疑問が解消されなかったときに、多くのお客様は電話やメールで質問してくれずに、ただ見るのをやめてしまいます。
疑問への答えをできるだけ網羅的に掲載しておくことで、機会損失を減らせます。
権威をアピールする
マスコミにとりあげられたとか、何かの賞を受賞したとか、有名な企業から出資を受けたとか、安心感を与えることができそうな材料があれば掲載します。
人は権威の影響をどうしても受けるので、有名なテレビ番組や雑誌などで紹介されたと書かれていると、購買意欲が高まります。
リスクを下げる
返金保証、返品自由、最初の1ヶ月は無料トライアルなどの訴求をすることで、ユーザーは安心して問い合わせしたり、購入したりできるようになります。
ビジネスモデル次第ですが、ちょっと大胆かなと思うくらいユーザーのリスクを下げるための取り組みをしたほうがよいです。
返金保証などをすると、悪意を持った人がそれにつけこもうとしてくるのではないかと心配になるかもしれません。
コンバージョン率が十分に上がれば、少し悪用があるくらいは許容できます。
限定感を出す
期間限定の特典がありその期限まで残り何日あるか、限定商品で残り何個売れたら販売終了になるか
などの表記をしておくと、早く連絡しないといけないという気持ちを後押しすることになります。
ただし、嘘は書かないようにしましょう。
ずっと同じ内容と価格なのに、期間限定セールという記載がされているサイトをたまに見かけますが、会社としての信頼を落とすことになります。
まとめ
・メリットをわかりやすく伝える
・運営者や利用者の顔がわかるようにする
・問い合わせする方法を目立たせる、問い合わせまでの手間を減らす
というのがポイントです。
どれもあまり時間をかけずにできるものですのでぜひ試してみてください。
この記事を書いた人
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1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。
2008年サイトエンジン株式会社を設立しました。
学生時代にSEOを販売する代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからデジタルマーケティングの仕事に携わり続けています。
オウンドメディアの構築時の戦略立案や運用などを担当しています。
サイトエンジンではコンテンツマーケティングを中心に新規のリードを獲得し続け、累計800社以上とお取引させていただいています。
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