海外向けの記事広告、インフルエンサー活用で気をつけたいこと5つ

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メガホン

海外向けの記事広告の相談を受けることが増えてきて、
実際に定期的に海外メディアやインフルエンサーと
取り組みしているので、注意点をまとめます。

フォロワーの総数ではなく毎回の投稿への反応を見る

いいね!数
どんなにFacebookページのいいね!がたくさんついていても、
TwitterやInstagramのアカウントのフォロワーが多くても、
毎回の投稿を見てくれている人が少なければ意味がありません。

ちゃんとそのソーシャルメディアのアカウントを
継続して見ている人が多いかの確認が必要です。
これをアクティブ率といいます。

Facebookページの選び方として、
もし以下の2つがあったとしたら、
後者を選んだほうがよいということです。

100万人がページにいいね!を押しているが、毎回の投稿に平均100いいね!がついている
10万人しかページへのいいね!はついていないが、毎回の投稿には平均300のいいね!がついている

ページへのいいね!も記事へのいいね!も
Facebook広告に投資すれば買えてしまうので、
ページへのいいね!は大量に集まっているけれども、
実は見ている人はほとんどいない
というページはたくさんあります。

記事の内容にどれだけ注文を入れられるのかを確認しておく

メディアやインフルエンサーによって記事に対する考え方が違います。
記事の内容に干渉されることを嫌うところもあり、
その場合、要望のとおりに書いてもらえるとは限りません。

また、そのライターやインフルエンサーの特徴を
活かせないことになってしまうので、
内容をガチガチに制限してしまうのはおすすめできません。

どうしても書かないといけない内容が
決まっている場合には、内容にどこまで
口出しできるのかを念入りに確認してください。

スケジュールに幅を持たせる

スケジュール
取材やファムトリップをするときには
トラブルが発生したときの対処を決めておきましょう。

ファムトリップとは、観光地やお店などへの来客を
増やすために、メディアやインフルエンサーや旅行業界の関係者を
招致することです。

飛行機が予定どおりに飛ばなかった、
病気や事故で急遽行けなくなったといった
トラブルがどうしても発生してしまいます。

天候により飛行機が欠航になるのは
ライターやインフルエンサーには
防ぎようがないことなので、
そのような状況になったときに
どうするかを決めておきましょう。

取材先が複数に渡っているときには
各取材先で広報担当の方が待機していることもあるので、
事前に問題発生時の対応を周知しておくと
関係者の無駄な待機時間を減らせます。

素材の提供や取材が終了したあと、何日後までに記事を書いてもらえるのかをあらかじめ決めておきましょう。
記事の公開日を曖昧にしておくと、ずるずると長引いてしまうことがあります。

報告のフォーマットを決めておく

合意
どんなデータがほしいのか、あらかじめ決めてお互い合意しておきましょう。
報告書を当然送ってもらえるだろうという
考えをお持ちの方は危ないです。

事前に送ってもらえるデータについて合意がされていなければ、
書いた記事のURLが送られてきて、
それで終わりということもありえます。

記事の読者数、リンクのクリック数、
ソーシャルメディアでのエンゲージメント数など、
どんな数値が必要なのかを
書面やメールなどでやり取りしておきましょう。

どのソーシャルメディアアカウントで紹介してもらえるのか

有名なメディアやインフルエンサーになると、
たいていいくつかのソーシャルメディアを並行して
運営しているものです。

事前にどのソーシャルメディアに記事を投稿してもらえるのか
確認してきましょう。

全部に投稿してもらえると勘違いしていて、
実は1つだけしか投稿されなかったりすると
期待外れな結果になります。

まとめ

海外のメディアや外国人のインフルエンサーとやり取りするときには、
お互いの期待値のすり合わせを事前にしておいたほうがよいでしょう。

特に日本人はあらかじめ予定していた以外の作業も
少しなら追加でお願いできるだろうという発想になりがちです。

外国人は些細なことでも当初の合意内容に含まれていなかった
作業をあとから追加されても困ると考える人が多いため、
お互い不満足な結果になってしまいます。

日本の常識がむしろ非常識だと考えて取り組んだほうがいいです。
仮にメールや電話でやり取りしていたとしても、
書面を交わしていなかったり、相手に伝わっていなかったことは、
やってもらえないと考えて、念入りに準備と交渉をしてください。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。

2008年サイトエンジン株式会社を設立しました。
学生時代にSEOを販売する代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからデジタルマーケティングの仕事に携わり続けています。

オウンドメディアの構築時の戦略立案や運用などを担当しています。
サイトエンジンではコンテンツマーケティングを中心に新規のリードを獲得し続け、累計800社以上とお取引させていただいています。

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