コンテンツマーケティングのための社内の情報資産の洗い出しと整理

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。サイトエンジンの毛塚です。
最近コンテンツマーケティングに関する相談や問い合わせを受けることが多くなってきています。
よくある要望としては、しっかりとしたコンテンツを作って自然なリンクが集まるようにする体制に切り替えたいというようなものが多いです。

よくある手をつけられない理由

以下のような点を懸念して踏み出せない会社が多いようです。

・専属の担当者をおけるわけではないので、コンテンツをアップし続けるにはリソースが足りない
・コンテンツのネタが続くかどうかわからないので、継続性に疑問がある
・外部のライターやデザイナーに依頼するとクオリティが維持できるか心配
・今までよりもコンテンツあたりの予算を増やしても、採算があうかわからない

今日紹介するのは、こうした懸念点を持つ会社の方におすすめの方法です。

それは、「まず社内にすでにある情報をインターネットで公開していく」という方法です。
意外と公開して意味のある情報というのは多いものです。

商品・サービスの紹介用資料、パンフレットなど

商品やサービスを提案するための営業資料やパンフレットなどに掲載されている情報を適切に分割してウェブ上で公開していきます。自社のサイトだけでなく、編集してYouTubeやSlideshare などのソーシャルメディアなどにアップするのでも良いです。
問い合わせしてもらってからはじめて料金やサービスの詳細をまとめた資料を送るほうが問い合わせの数が増えるという考えをもっている方がたまにいらっしゃいますが、ユーザーはサイト内で探した情報が見つからなかった時点ですぐ他社のサイトに移動してしまうことが多いので、できる範囲のものはすべて公開してしまったほうがよいです。

各種マニュアルやノウハウ資料

社内の業務で使っているマニュアルやノウハウに関する資料の中で、社外に公開しても問題がなく、かつユーザーの役に立ちそうなものがないか探してインターネットで公開します。
商品やサービスおよびそれに関連したノウハウ、マニュアルなどです。

たとえば弊社はSEOというサービスを提供していて、社内に様々なSEOに関連したドキュメントがあるのですが、特に秘密にするまでもないノウハウに関する資料を少しずつ公開するようにしています。

たとえば、以下のようなものがあります。

チラシ・DM

チラシやDMなど販促物を作成したときの原稿で、インターネットに公開して意味のあるものがないかを探してください。
商品やサービスを違った切り口で説明している文章があれば、それが誰かの役にたつかもしれません。

お客様の声

アンケートなどでお客様の声を収集して、それをサイトに掲載しましょう。リアリティが出るように写真付き、実名だとより良いです。また、もし可能であればインタビューさせてもらって、それを録音したものを文字起こししてから編集するというのもオススメです。利用しているシチュエーションがわかるような説明があるとより良いです。

カスタマーサポートへのよくある質問とその回答

よくある質問とその回答の想定問答集が社内にあるようなら、公開できる範囲でそれを編集して公開しましょう。サイトへのトラフィックが増えるだけでなく、メールや電話での質問や問い合わせが減る効果があります。

営業担当者への要望や質問とその回答

他社製品とどのような点で比較されているか、自社の製品がどのようなシーンで利用されているかなど、営業担当者がユーザーから聞いた内容を一般化して、公開しても問題のないものをアップしていきます。

社内の他部署の知見

商品やサービスへのこだわりをウェブ制作に関連した部署以外から収集してサイトに反映させていきましょう。他部署が協力しやすいように、できるだけ負担を少なくして意見を集めることができるような仕組みを作りましょう。たとえば、長々とアンケート項目を送ってメールで返信してもらうよりも、10分時間を作ってもらってヒアリングさせてもらうほうが協力してもらいやすいかもしれません。

公開する前に

目的と目標を決めましょう。
月間10ページを追加、毎月の問い合わせを4件増やす、かける工数は0.5人月、かけた工数からCPAを算出して1万円以下に抑えるなど、最初に目安をつくりましょう。

まずは上記を参考にして社内の情報資産の洗い出しをして、積極的にコンテンツを増やしてください。設定した目標に沿うような変化が見られたら継続するためにオペレーションに組み込む、そうでないなら終了させるということで試してみてください。

できるだけ工数を書けないようにして既にある社内の資産を有効活用することを目指してください。公開するときには見せ方をウェブ向けに編集する必要があります。
また、手当たり次第公開するのではなく、まずは社内の情報を整理してから、どういった順番でどこに(自社サイト、ソーシャルメディア、メールマガジンなど)公開していくのが良いかを考えてください。

社内を探しても公開できる情報が何もない場合

まったく公開できる情報がないという状況はあまり考えられませんが、もしそうだとすれば、商品やサービスを紹介するための社内の資料が少なすぎる、もしくは売っている物に関する知見が不十分だと考えられます。
SEOやコンテンツマーケティング以前の問題なので、まずはウェブに公開するかどうかはいったん置いておいて、販売している商品やサービスに関する情報のドキュメント化をしたほうがよいです。

一通り公開を終えてネタ切れになった場合

成果が出たようでしたら、継続的にコンテンツを公開するために社内のオペレーションに組み込みましょう。ウェブに関係のない部署の人にも参加してもらうのがポイントです。後日別記事でその方法についてまとめて紹介します。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。

2008年サイトエンジン株式会社を設立しました。
学生時代にSEOを販売する代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからデジタルマーケティングの仕事に携わり続けています。

オウンドメディアの構築時の戦略立案や運用などを担当しています。
サイトエンジンではコンテンツマーケティングを中心に新規のリードを獲得し続け、累計800社以上とお取引させていただいています。

記事作成の無料お見積り依頼、ご相談はこちら

お問い合わせ - サイトエンジン株式会社
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。