コンテンツ制作ディレクターの役割と、チームの役職別の仕事内容まとめ

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編集チーム
近年のコンテンツマーケティングの流行により、コンテンツ制作ディレクターの仕事が注目されています。

コンテンツ制作には、多種な業務がかかわっているため、すべての関係者の仕事内容を把握して進捗管理をすることは、簡単ではありません。コンテンツ制作に関連した役職にはどのようなものがあって、それぞれどんな仕事なのか理解しておくことで、仕事をスムーズに進められるようになるでしょう。

今回は、コンテンツ制作ディレクターの役割や関連する役職について解説します。

コンテンツ制作にはどのような役職があり、どんな仕事をするのか

コンテンツ制作は、ライターだけで行うものではありません。編集や校閲、デザイナーなど、さまざまな役職をもったクリエイターが連携することで、はじめてクオリティの高い成果物が完成します。
ここでは、それぞれの役職の詳細やどんなスキルや経験のある人が向いているのかをご紹介します。

・ディレクター、編集者
ディレクターや編集者は、全体をとりまとめるリーダーとして、ライターやデザイナー、コーダーなどの指揮・監督を行う役割をもっています。
クライアントからの要望を反映させるため、品質管理や進行管理を行う仕事です。
ディレクターや編集者は、クライアントの業界全体の基礎知識の理解や提案力、企画力が求められます。

・ライター
ライターは、企業のウェブサイトに掲載する記事を書きます。ディレクターや編集者から、「こんな記事を書いてほしい。」などの依頼を受け、記事を制作します。
ただ文章を書くのではなく、全体の構成から検索意図を読み取って成果につながる文章を書けるライターは、非常に重宝されます。

・カメラマン
カメラマンは、商品撮影やインタビュー時に同行し、記事作成の素材となる被写体を撮影します。機材の扱い方や全体の構図、光の当て方、撮影の目的を考えたうえで、それにふさわしい瞬間を写真におさめる能力が求められます。

・校閲者
校閲者は、ライターが書いた文章を誤字・脱字や文法、文脈に誤りがないか一言一句チェックします。そのため、人並み外れた高い集中力と根気が求められます。

・デザイナー
デザイナーは、記事に掲載するデザインを作成します。フォトショップやイラストレーターなどのデザインツールを使いこなし、全体のレイアウトや色彩などの知識を成果物に反映させます。

・エンジニア、コーダー
エンジニアやコーダーは、校閲者やデザイナーが作成したコンテンツをウェブサイトにアップロードします。HTMLやCSSに対する理解力やサイトのカスタマイズ、デザインを適切にマークアップする能力が求められます。

・Webマーケター、SEOコンサルタント
WebマーケターやSEOコンサルタントは、検索上位を獲得するため、アクセス解析を確認しながら解析改善を行っていきます。業務上、検索エンジンの仕組みに対する理解が求められます。

コンテンツをサイトで公開するまでの流れ

コンテンツをウェブサイトで公開するには、さまざまな手順を踏まなければいけません。チームでの作業の流れやコンテンツをサイトで公開するまでの流れは、下記の通りです。

・コンセプトや記事の目的の策定
コンテンツを制作するにあたり、実現すべきコンセプトや記事の目的を策定します。ゴール作業開始前にアウトプットを明確にするため、事前に綿密な打ち合わせを行います。

・調査・企画
コンセプトや記事の目的に応じた調査(リサーチ)や編集企画を行います。
記事の全体像を、具体的に考案していきます。
コンテンツをつくる業界の幅広い知識が求められます。検索エンジンを使いこなすスキルや、データ分析をするスキルも必要です。

・インタビュー、カメラマンによる撮影、調査など材料集め
記事作成に必要な材料を集めるため、取材をすることがあります。
関係者へのインタビューやカメラマンによる撮影を行います。
インタビューは必ずしも対面である必要はなく、電話で行うこともあります。

・ライターによる記事作成
ディレクターや編集者が制作した構成案や、取材した内容をもとに、ライターが文章の作成を行います。
文章力はもちろん大切ですが、読み手をイメージできているかがさらに重要です。どんな人に読んでもらいたい文章かがはっきりしていないと、品質が悪くなります。

・校閲者によるチェック、修正
ライターが作成した文章を校閲者がチェックします。訂正すべき場所がある場合は、ライターへ修正依頼を行います。
チェック対象には誤字脱字や文法の誤り、文章のねじれなどの間違いはもちろん、内容の事実確認や、伝わりやすくするための変更も含みます。

・ディレクター、編集者による見直し
記事コンテンツは、投稿前にディレクターや編集者によって、再度見直しが行われます。クライアントの意図が反映されているか厳格にチェックし、問題点がある場合は、再度、修正をかけます。
より多くの人に読んでもらうためにタイトルや見出しなどの特に重要な点は念入りにチェック、修正をします。
特にタイトルは重要で、記事タイトルの違いで読んでもらえる人数が何倍にもなります。

・デザイナー、エンジニア・コーダーによるサイトへの反映
ディレクターや編集者による最終チェック完了後に、デザイナーやエンジニア、コーダーが協力し合い、サイトへの反映作業を行います。
デザイナーは記事の内容をふまえて適切なアイキャッチ画像やイラスト、図表などを作成します。
エンジニア、コーダーはデザイナーやディレクターの意図にあった見た目になるように整えます。また、読みやすくするための改善提案をデザイナーにすることもあります。
CMSが入っているサイトの場合には、ライターもしくはディレクターが代わりにこの部分の作業を担当します。

・Webマーケター、SEOコンサルタントによる効果測定
サイトへ反映された記事コンテンツをWebマーケターやSEOコンサルタントが、アクセス解析やGoogleサーチコンソールや順位解析ツールを利用して効果測定を行います。

・記事作成ルールの見直し
ディレクターがデータを参考にしながら、記事作成ルールの見直しをします。また、コンテンツの品質を上げるための作業フローの見直しや、作業を効率化できるところはないか確認していきます。

役割分担するほどチームメンバーがいないときには?

社内が役割分担できるほど、運用体制が整っていない場合は、下記のような選択肢があります。

・1人で複数の役割を担当する。
・部分的に企業やフリーランスに外注する。

時間をかければ、1人で複数の役割を担当できますが、それほど時間に余裕はないでしょう。
それなら、すべての役割を自社で抱えるよりも、外注先とコラボレーションしたほうが効率良く作業が進められます。

他の業務と兼務しながらの作業では、コンテンツ制作を継続することは難しいですが、重要な部分以外はアウトソースすれば継続しやすくなって安定します。複数名が関与していれば、作業を1人に依存するよりも継続性がでます。担当ディレクターがいなくなってしまっても、発注の仕組みと外注先のリストさえあれば、継続できるためです。

作業を外注化して効率化を実現しよう

ディレクター自身が、記事執筆やデザイン、校閲まですべて担当していては、次第に作業がつらくなってきて、メディア運営を継続できなくなります。

業務を部分的に外注化して、さまざまなクリエイターの力を借りながら安定した運営体制を整備していきましょう。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。
学生時代の2004年にSEOの代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからウェブマーケティングの仕事に携わり続ける。
2008年サイトエンジン株式会社を設立。2010年にはタイに関連会社(ユニモン株式会社)を設立。東京とタイとインドネシアで事業を展開。

海外向けのSEO、リスティング広告のディレクション業務を行う。

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