新規サイト立ち上げでの機能の絞り込み

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サイトを立ち上げるときに最初から機能をたくさん入れようとしていませんか。

最初からあれもこれもと詰め込もうとして、始める前から投資が大きくなってしまうのはありがちな失敗事例です。

実際、早い会社であれば1ヶ月以内に数十万円で立ち上げるだろうなというものが、遅い会社だと1年以上かかり1,000万円以上かかるというくらいに差があります。

大きく差がついた予算をかけてで始まったサイトの品質のレベルにどれくらいの差があるかというと、最初の段階ではそれほど変わらなかったりします。

機能は多くても誰も使わないものが多くなり、無駄が発生します。

なぜコストが膨らむのか

初期投資の金額の差がどこで発生すると思いますか?
デザインやシステム開発などを想像しませんでしたか。
外注費や社内での開発の工数ではなく、実はお金がかかりがちなのがプロジェクトにかかわる人たちの人件費です。

調査や方針決め、要件定義などを詳細にすることで、立ち上げまでに時間がかかります。
その期間の人件費の分で大きな金額になってしまうのです。

最小限の人数にとどめて、とにかく早く立ち上げるのをおすすめします。
複数人で話し合って決めるよりも、1人ができるだけシンプルな形でまず立ち上げたほうがスピード感を持って進められます。

それから少しずつ機能を削ったり足したりしていきます。

たとえばオウンドメディアを立ち上げるのであればWordpressをインストールして1記事アップするだけなら、その日のうちに立ち上げることもできます。

ブランドを毀損しないレベルの最低限のデザインは用意してから始めたいという考えもあります。
ただ、開始と同時にプレスリリースを出す、広告を出稿するなどのアクセスを増やすための施策をしない限り、立ち上げたタイミングで見ている人はほぼいません。

告知をどれくらいするかによって調整したほうがいいですが、
見た目でどう思われるかを気にして開始を遅らせるよりも、簡単なデザインでも始めて、
どういう反応を得られるかをデータで検証したほうが有意義です。

機能をたくさん用意するのはリスク

機能をたくさん用意するのはスタートまでに時間がかかりすぎるという問題だけでなく、使われない機能を作ってしまうリスクも増えます。

特に避けたいことは、運営者側が使う管理画面などを作り込むことです。
ユーザーには一切見られることのない部分で作り込みをするのは無駄になることが多いです。

必要最低限の機能だけにとどめます。
将来事業が伸びたときには必要になるかもしれないという機能を最初から準備しておきたくなるのはわかりますが、すべて削るべきです。
事業が上手くいくかどうかわからないうちに、ものすごく上手くいったときのことを想定して準備するのは過剰です。

最小限の機能は?

サイトの目的によって最小限の機能は変わってきますが、どんなサイトでもたいてい必要な項目としては以下のものがあります。

・サイトを更新する機能(記事投稿、商品・サービスの追加・変更・削除など)
・コンバージョン(メルマガ購読、会員登録、資料請求、購入・決済など)

サイトの種類によっては商品やサービスを検索する機能も必須になるでしょう。

コンバージョンに誘導するために必要最低限の機能はどんなものなのかを確認して、それだけで始めるようにします。
いろいろと便利そうな機能を盛り込みたくなりますが、余計なものを入れるとむしろ成約率が下がることもありますので、必要な機能だけにします。

用意するコンテンツも同様のことが言えます。
役に立ちそうな読み物をたくさん書いて、トップページからそれらに誘導するのはよさそうに思えますが、実は成約率を下げているかもしれません。
読んでもらうコンテンツを絞り込んで、特に成約につながるコンテンツにだけ導線を用意するほうが成約率が高いこともあります。

検討時間の長い商品の場合はコンテンツを複数読んでもらい、衝動買いするようなコンテンツの場合は1ページだけを読んでもらいすぐにコンバージョンに誘導するなど、商品ごとの違いも考慮します。

遠回りしないように注意

まず集客をしようと考えて、UUやPVを伸ばすためにコンバージョンから遠いユーザーだけが集まるようなコンテンツをたくさん制作してしまうなど、目的から少しずれたやり方で最初から進んでしまうことがあります。
UUやPVといった指標は伸びていくので、なんとなく成功しているような気分になるのですが、コンバージョン数が伸びていかないという状態になります。

とにかくアクセスを増やして広告収益を得ることを想定しているメディアは別ですが、
多くの企業サイトで最初にやるべきことは読み物を増やして間口を広げることではなく、
少人数でもよいのでいますぐ欲しいと思っている人を集め、その人たちが買いたくなるようなコンテンツを用意しておくことです。

開発のステップを設定するのではなく、そのときの最優先のものを常に変える

開発をフェーズでわけてある程度まとまった分量の機能ができてから公開するのは機会損失に繋がります。

まとめて機能追加するのではなくて、できた機能から随時公開して、反応を実験していったほうがよいです。
複数の機能を同時に足すと、それぞれの機能追加や変更がプラスに作用しているのか、
マイナスに作用しているのかわからなくなるというデメリットもあります。

全体の指標が改善したとしても、実は機能のうちの一部は
悪影響を及ぼしている可能性があります。

機能を1つずつ追加し、追加するごとに前後の改善率を計測すれば、
不要な機能を除外することができます。

この記事を書いた人

毛塚智彦
毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。
学生時代の2004年にSEOの代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからウェブマーケティングの仕事に携わり続ける。
2008年サイトエンジン株式会社を設立。2010年にはタイに関連会社(ユニモン株式会社)を設立。東京とタイとインドネシアで事業を展開。

海外向けのSEO、リスティング広告のディレクション業務を行う。

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