タクシー配車アプリ「Grab」の使い方と、ベトナムで利用する際の注意点

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こんにちは、サイトエンジンの加藤です。現在出張でベトナムに来ています。現地での移動手段は車となりますが、バンコクに比べて、タクシーを捕まえる事が難しいと感じました。

そこで今更ではありますが、タクシー配車アプリであるGrabをダウンロードして利用しました。

2015年にインドネシアでのGrabに関する記事(ハイヤー配車サービスGrabCarがジャカルタでサービス開始、8月中は利用料無料)を投稿しましたが、この2年でアプリ画面がリニューアルされているので、今回は操作方法・画面遷移もあわせてご紹介します。

Grabとは

Grab

Grabは、マレーシア発のタクシー配車サービスです。本社はシンガポールにあり、シンガポール・タイ・ベトナムなどの東南アジア諸国で利用されています。日本でも利用されているタクシー配車アプリUberと競合するサービスです。2014年にソフトバンクが300億円の出資をしたことによって、日本でも話題となりました。

grabpic
街中では、Grab Bikeのドライバーをよく見かけます。バイクタクシーは、8:2くらいの割合でGrabが多いという印象でした。観光客・現地の方ともに利用しています。メーターによる従量課金ではなく、アプリ上で金額が事前に確定します。また、支払にはGrabPayというアプリ上での決済機能も備えています。

Grabの利用方法

まだGrabなどの配車アプリを利用されたことがない方向けに、利用方法をご紹介します。

アプリをダウンロード

「Grab」の公式アプリを、ダウンロードします。

grab1

ダウンロード後にアプリを起動すると、地図が表示されます。

現在地情報を取得

スマートフォンの位置情報をONにして、現在地情報を取得します。室内で位置情報の取得が不安定な場合は、外に出て試してください。

grabcar

目的地を設定

目的地を入力する方法

Where are you going? をタップすると、下記画面が表示されます。
ここに、目的地の地名、もしくは住所を入力します。

grabtype

地図上から目的地を指定する方法

住所を入力する以外にも、目的地を設定する方法があります。

目的地入力画面の右上にある三本線をタップすると、位置ボタンが表示されます。位置ボタンをタップすると、地図が表示されます。

select

地図が表示されたら、目的地に赤いカーソルが合うように地図を動かします。目的地が決まったら、画面下部の「SET AS DROP-OFF」をタップします。

pointmap

移動手段を選択する

数種類ある移動手段の中から選びます。
通常の車での移動には、Grab CarもしくはGrab Taxiを選択してください。

  • Grab Car:個人ドライバー
  • Grab Taxi:タクシー
  • Grab Bike:バイクタクシー
  • Grab Share:相乗りタクシー

価格は、高い順に「Grab Taxi>Grab Car>Grab Share>Grab Bike」です。

※ミャンマーでは、2017年6月時点ではGrab Taxiのみサービス提供されているようです。

ベトナムで利用する際の注意点

運転手に自分の居場所を伝える

自分の現在地の近くにいるタクシーを呼び出すことができますが、交通量の多い場所やわかりにくい場所にいると、運転手が場所の確認の為にアプリ上で電話をかけてきます。しかし、タクシーの運転手はほぼ英語が通じません。その為、ベトナム語を話すことができない限り、意思疎通が不可能です。運転手がわかりやすい場所まで移動してから、タクシーを呼ぶようにした方がよいです。
アプリ内右下のメッセージ機能で、現在地の住所や建物名を伝えておくとスムーズに迎えに来てもらえます。

通信環境を確保する

Grabなどの配車アプリは、当たり前ですが屋外で使うことになります。海外でアプリを利用する為には、現地のSIMを購入するかモバイルWi-Fiをレンタルして、屋外でスマホが使える環境を整える必要があります。(参考:ベトナムSIMの設定方法

ベトナム語翻訳

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Email:trans@unimon.co.th
担当者:加藤(カトウ)

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日本国内から:03-6206-9583
ベトナムから:0081-3-6206-9583

この記事を書いた人

加藤紘輝編集部
慶應義塾大学卒業。NTTドコモを経て、サイトエンジン株式会社に入社。
東南アジアでの集客やインターネット事情についての記事を執筆。

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