当記事ではNaver広告の出稿方法をアカウントの作成のところからキーワードの選び方まで一通り説明しています。
Naverは韓国でもっとも使われている検索エンジンです。日本ではYahoo Japan!の存在感が強いですが、Naverはそれと比較してさらにシェアが高い検索エンジンです。韓国ではGoogleよりもNaverが一般的に使われています。
アカウント作成の条件
まずはNaverで広告アカウント作成の条件を説明します。
Naverのアカウント作成のためにはいくつかの条件があります。
1. 韓国国内の携帯番号
韓国の携帯番号がないとIDをつくるための認証ができないです。
そのため、韓国の電話番号を取得しておく必要があります。
ちなみに、携帯番号の代わりにI-PINというサービスがありますが、こちらも登録するためには携帯番号が必要です。
2. 事業者番号
法人であれば韓国国内の事業者番号を入力する必要があります。
個人事業者なら必要ないです。
3. 韓国の住所
韓国での事務所、もしくは連絡できる住所が必要です。
アカウント作成の流れ
これからはアカウント作成の作成方法を説明していきます。
広告主新規登録のページで登録
まずはNaver広告(ClickChoice)のサイトに接続して、広告主新規登録をクリックします。
サービス利用規約の同意
Naverの検索広告サービスの規約に同意しましたらチェックします。
合わせて3つの規約がありますので、すべてチェックします。
登録の確認(法人)
すでに登録されている場合もありますので登録の確認を行います。
法人の場合は事業者番号を入力します。
登録の確認(個人)
個人の場合は携帯で承認をもらいます。
ただし、韓国の携帯番号でなければ承認をえることができませんのでご注意ください。
その他情報の入力
これから使用するID、パスワード、住所、会社の情報、お名前など基本的な情報を入力します。
以上の手続きが終わりましたら3~5日後にNaverからID登録完了メールが届きます。
出稿するキーワードの探し方
キーワードを探す方法
はじめに左側にある「登録する」というボタンをクリックします。
カテゴリーにはサイトの選択、業種選択、キーワードの選択、シーズン選択がありますが、3つ目のキーワードの選択をクリックします。
キーワードを入力するところに登録したいキーワードを書きます。
例えば、こちらでは花屋というキーワードで検索してみます。
花屋というビックワードだけでなく、関連検索語が多数でてきます。
左側から、
-月間検索数(PC)
-月間検索数(モバイル)
-露出状況
-月平均クリック数
-月平均クリック率
-月平均クリック費用
-月平均予想金額
-他社との競争状況
以上の情報が確認できます。
キーワードごとの情報を確認すると時期別検索数が確認できます。
花屋の場合、5月(韓国では記念日が多い時期)に入ると検索数が急増することがわかります。
キーワードの登録
登録するキーワードを決めましたら登録を行います。
Naverの広告は入札で高い金額を出した人の検索語が上位に上がりますので、予算を考えながら入札価格を入力します。
広告の文案を入力します。
文字数に15字/43字の制限がありますのでご注意ください。
最後に広告するサイトのURLを入力します。
キーワードは承認制です。
登録してから3~5時間以内にNaverの承認が届きます。
Naver広告システムは、Naver検索広告の登録や管理、効果分析まで広告運営に必要な機能を集めたシステムです。
まずはNaver広告の管理ページの使い方を説明していきます。
広告管理ページ
アカウントはサイト>グループ>キーワードの順で確認できます。
左側のサイト名にある (+) ボタンをクリックするとサイトの下に含まれているグループ名が出てきます。
基本的にキーワードリストと提供される情報は左側からから基本情報、成果情報、文案情報この3つです。
Naver広告の管理画面には3つの情報があります。
基本情報:露出可能広告の数、品質数値、現在の順位、入札価格、実際のクリック費用
成果情報:昨日/7日間/最近の30日間平均順位、露出順位、クリック数、クリック率、平均クリック費用、総費用
文案情報:現在露出文案、変更要請文案
文案情報のタブを確認すると現在利用している文案の内容、またどんなキーワードの文案に変更したのか確認できます。
Myタブ
たくさんの情報の中で必要な情報だけを選んでMyタブをつくることができます。
結果報告書
広告管理画面と報告書画面をその結果を同時に確認することができます。
管理画面では報告書タブ、報告書ページでは管理タブを確認することができます。該当するタブをクリックすると各機能のページに移動されます。
基本的に提供される報告書は期間/曜日/媒体/実時間報告書4つです。
各タブごとにすぐ広告成果を確認すると同時にエクセルダウンロードも提供しています。
期間別報告書で広告主の広告文案、入札戦略変更、以降の広告成果を確認することができ、曜日別報告書を利用して集中すべき時期がわかります。
また媒体報告書では効率的に広告領域を選択選ぶことができ、実時間報告書では24時間のクリック数、費用が確認できます。
比較報告書ではキーワードごと、期間ごとの広告成果を比較し、よりよい出稿方法に変更することができます。
似ているキーワードを違う戦略で広告するとその2つのキーワードの成果を比べられます。
いかがでしたか。
韓国ではいまだにGoogleよりもNaverのほうがよく使われていますので、ビジネスにおいてNaverでの広告は必須だと言われるほどその重要性は大きいです。
Naver広告の使い方をよく覚えることで、韓国でのビジネス拡大に繋がります。
この記事を書いた人
- 海外情報を中心に、海外でのマーケティング、外国人の集客や接客に役に立つ記事をお届けしていきます。
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