韓国のSNS利用状況
インターネットの通信速度と普及率では世界1位を名乗っている国、韓国。
そんな韓国にもSNSの風が吹き付け、もはやその単語から感じられた新しささえ消えてしまったほど多くの人が利用していて、生活に近しいものとなりました。
韓国インターネット振興院によると、韓国のインターネットユーザーの55.1%がSNSを利用しているとのことです。
利用率は女性(56.2%)が男性(54.1%)より若干高めで、20代の87.5%、30代の74.0%がSNSを利用しています。
次はモバイルアプリの専門統計サイトで全国の10万ケースからの情報を人口通計的に算出した資料です。
去年、韓国のSNSマーケットはアメリカ製の写真に重点をおいたSNS、Instagramが躍進しました。KAKAOSTORYとBANDなど韓国産サービスの成長は停滞気味でした。KAKAOSTORYは動画機能強化で、BANDはグローバルマーケット攻略で逆転を図っている模様です。
Instagramの躍進はマーケット調査会社ニールセンコリア(NielsenKorea)によると、2015年11月基準Instagramの月間訪問者数は461万名を記録し、1年前の283万から62%の増加でした。FACEBOOKは1100万から1000万の間で上がり下がりしました。KAKAOSTORYは2014年11月より400万名減少した1508万、NAVERのBANDは1573万を記録しました。NAVERの関係者は「累積アプリダウンロード数が5000万件を突破しています。国内ユーザーはすでに飽和状態。」と言っています。
SNSの初期、ユーザー達が広告に対する抵抗がなかった時期にはSNS広告の効果が大きかったのですが。最近そのSNSに広告やマーケティングが集中しすぎて競争が激しくなった結果、費用が高くなっています。また、ユーザー達が広告を迷惑と認識しはじめるに伴って単純広告の効率は少しずつ下がっている流れになっています。
商品・ブランドに適するユーザーに広告を露出するのがパフォーマンスを上げる要素ではありますが、これからは一歩進んで、ユーザーに抵抗を与えないように設計された新しい形の広告が必要かと思われます。特に海外へのマーケティングを企画していらっしゃるのであれば、既存と同じSNS広告だとしてもより現地の事情に詳しく、言語に慣れているネイティブのスタッフに任せるのはどうでしょうか。
サイトエンジンには多数の韓国人ネイティブスタッフが在籍しております。
韓国市場を対象にしたSNSの活用や広告出稿などをサポートさせていただきたいと思います。
SNSの運用代行、翻訳などいつでも、お気軽にお寄せください。
参照:etnews.com, mobiinside.com, kisa.or.kr, kinternet.org
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