韓国のGoogle Androidユーザーが76.7%で世界平均の65.73%を超えました。
韓国インターネット振興院(KISA)がスマホ・ウェブページ利用者のOSとウェブブラウザを調べた「2015年後半国内インターネット利用環境調査」の結果によるとスマホOSでアンドロイドは2014年後半に比べて7.41%減少で76.7%のシェアを記録しました。
アップルiOSの場合には7.18%増加で23.05%を記録しました。アップルのシェアも全世界平均(19.3%)より高い数値でした。
両方のシェアの変化はiPhone6sの影響だと分析されています。iPhone4・5ユーザーだちの携帯交代周期が到来したおかげで大きい画面のiPhone6sへの交代が多かったです。
つまり、その前まではアンドロイドが8割を超えるシェアだったことになります。最近になって5割くらいになった日本の状況とは大違いです。
では、その理由はなんでしょう。
大きく4つの理由を挙げられます。
韓国がアンドロイド王国になった4つの理由
まず、「SAMSUNG・LGなどアンドロイドスマホに力を入れている大企業の本営だから」という意見が多いです。 2社が韓国に注いだマーケティング費用・簡単で素早いA/S・消費者たちの自国製品選好傾向などが重ねてこのような結果となったという見解です。
「Appleが韓国市場に冷たいから」という意見もあります。「アメリカ・日本・中国には直営店やA/Sセンターが数多く設けられているが韓国には一か所も無い」、「itunesの利用ができない」などの不満の声が多いことをその根拠としてります。
「通信会社たちがiPhoneを売ろうとしない」という意見も一理をあります。韓国の携帯市場は通信会社と製造会社の補助金投入量によって端末の販売量を操れる奇妙な形で、その中でiPhoneが補助金にまったく恵まれなかったのです。Appleが製造会社補助金を出さず、通信会社たちも消極的だっただめ、販売量が少なくて当然だという話です。
韓国のユーザー達がiPhoneに興味を失ったと主張する声もあります。韓国のスマホ市場ではとにかく大きい画面のスマホが人気を得やすい傾向で、4インチディスプレイのiPhoneは韓国消費者たちの好みと結構隔たっていたという分析です。DMB(携帯で地上波テレビを視聴する韓国開発の技術)機能が無いため、ミドル世代や野球ファンたちがiPhoneに背を向けたという説もあります。
多分、一つだけの理由を指して「これが韓国がアンドロイド王国になった理由」とは言えないはずです。上記の4つの理由が複合的に作用したと見た方が妥当ではないかと思われます。
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