記事作成代行とコンテンツマーケティングのサイトエンジン

タイ人が訪日前によく見ているメディア(媒体)の一覧

サイトエンジンはタイにオフィスがあり、現地でタイ人のメンバーがコンテンツ制作や翻訳の業務を行っています。
最近は観光関連のお仕事をいただくことが増えています。

特に訪日旅行に来るタイ人の集客のご相談をいただくことが多いです。
タイ人が旅行に来る前にはどのようなメディアを閲覧しているのかを参考までに紹介します。

なお、情報開示をしておくと、弊社ではほとんどのメディアで広告代理店の業務はしておりません。
そのため媒体資料などの取り寄せは直接メディアに連絡してください。
英語でメールか電話で連絡すれば送ってもらえると思います。

どんな情報を参考にしているか

タイ人観光客がどのような情報源を参考にしているかのデータです。


出典:観光庁訪日外国人消費動向調査平成27年(2015年)暦年(1-12月)

日本政府観光局(JNTO)ホームページが1位になってますが、これはアンケートをとった組織のサイトなので、かなりバイアスがかかっていると推測できます。

実際には日本政府観光局のサイトよりもよく見られているサイトはほかにたくさんあるはずです。

「自国の親族・知人」からの情報を参考にする人が多いのが特徴です。
宿泊予約サイトや口コミサイト(トリップアドバイザー等)の数値もほかの国の平均と比べると高い数値になっています。

Pantip

一番観光に関連した検索経由で閲覧されているのは、掲示板サイトであるPantipです。

タイのローカルのサイトとして最もアクセスの大きなサイトでもあるPantipには、旅行をテーマにした掲示板があり、大量のスレッドで日々情報交換がされています。

Google検索するときに、キーワードと一緒にpantipと入れて検索する人もとても多いです。
弊社で運営しているJapan Listというタイ語のメディアにもPantipに関連したキーワードを経由して流入してくる人がたくさんいます。
Pantipに該当のスレッドがなかったときに、弊社のサイトが代わりに上位に表示されて流入しているようです。

Pantipの旅行カテゴリへのリンクです。
บลูแพลนเน็ต – Pantip

中を見ていただくとわかるのですが、掲示板なのにブログのように使っているユーザーが多いのが特徴です。

写真を投稿できるようになっていますので、スレッドを作ったユーザーが旅行の体験談を写真と一緒に旅行中にどんどん書き込んでいきます。
結果として時系列でまとまった旅行記のようになっています。

Marumura

Marumuraは最も閲覧されているタイ語の訪日情報サイトです。
47 Ronin Co.,Ltd.というタイローカルの会社が運営しています。

旅行だけではなく、さまざまな日本の情報を紹介しています。

Truehits.netというタイのウェブサイトのアクセスを証明する第三者のサイトによると、
この記事を執筆している前日の2017年2月12日のPVは28,251です。

Facebookのいいね!は19万人を超えています。

เที่ยวญี่ปุ่น www.marumura.com

Japanmase

Japanmaseも人気のある日本紹介サイトです。
Japanmase เที่ยวญี่ปุ่นง่ายนิดเดียว

テレビ番組 Youtube動画

いくつか人気のあるテレビ番組とYoutubeチャンネルがあり、テレビ番組で紹介された場所はタイ人が急に増えることがあるようです。
SUGOI JAPANに出演している佐野ひろさんはタイ人にとても有名な方で、バンコクで開催される旅行の展示会に参加されているときには人だかりができています。

SUGOI JAPAN
Majide Japan
Say Hi Japan

Facebookのインフルエンサー、メディア

タイ人はみんなFacebookを使っています。
日本よりも普及率が高いです。企業の利用も活発です。

タイ語しかなくてタイ語がわからない人には調べづらいページも多いので、
いくつかまとめてみました。

I Love Japan – เรียนภาษาญี่ปุ่น เที่ยวญี่ปุ่น
เที่ยวญี่ปุ่นดอทคอม
BeamSensei
การท่องเที่ยวญี่ปุ่น – Visit Japan
Tokyo's LifeStyle by พุงโกะ-สะใภ้ปลาดิบ
Fun Japan Thailand
GoGo Japan
พนอจัน วิชยา เทรายาม่า
キラリスタ
คุณนายปลาดิบ
JapanSalaryman
MadooJapan
สะดิ้ง in JAPAN
พี่ม้าพาเที่ยว ฮี่ฮี่เจแปน

Facebookページをプロモーションに使うときの注意点をお伝えします。
ページについているいいね!の数ではなくて、毎回の投稿についているいいね!の平均数で判断しましょう。

つまり、ページへのいいね!の数だけではなく、アクティブに見ている人の率を考慮するべきということです。
仮にページに何十万人もいいね!が押されていても、毎回の投稿には10回程度しかいいね!やコメントがついてなかったら、ほとんど成果は得られません。

どんな情報が求められているか


出典:観光庁訪日外国人消費動向調査平成27年(2015年)暦年(1-12月)から弊社作成

交通手段とWifiの情報が求められています。

タイ人旅行客に見てもらうためのホームページやソーシャルメディアを作成するときには、
観光地としての魅力をアピールするだけではなく、空港や駅からの行き方やWifiの完備状況などもあわせて伝えるようにしたほうがよいでしょう。

まとめ

タイ人が日本に来る前に参考にしていそうなメディアをまとめてみました。
これからタイ人向けのインバウンドプロモーションをする予定の方は参考にしてください。

以下のページでタイ市場の参考データを配布していますので、あわせてご覧ください。
https://blog.siteengine.co.jp/thailand/inbound-report.html

自薦他薦問いませんので、このメディアが抜けているといったものがあれば教えてください。
ある程度の継続して運営されていて、規模感がありそうなものであれば掲載させていただきます。

タイ語翻訳サービス

タイの現地メディアの媒体資料の翻訳や、メールのやり取りの翻訳が必要な方は、ネイティブによるサイトエンジンの翻訳サービスをご活用ください。

https://jpthai.com/

この記事を書いた人

毛塚智彦代表取締役 社長
1985年生まれ。2007年早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。

2008年サイトエンジン株式会社を設立しました。
学生時代にSEOを販売する代理店でテレアポと営業のアルバイトを始めたところからデジタルマーケティングの仕事に携わり続けています。

オウンドメディアの構築時の戦略立案や運用などを担当しています。
サイトエンジンではコンテンツマーケティングを中心に新規のリードを獲得し続け、累計800社以上とお取引させていただいています。