SEO観点からみたグローバルサイト作成に必要な基本的視点

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導入

今回は技術的な面ではなく、サイトをグローバル化した際に必要な基本的な視点をご紹介します。

グローバル

1.国際的なサイトにするためにまず考慮すること

サイトをグローバル展開させる場合にまず大切なことは、使用する言語での「正しいキーワード」を選定することです。国内サイトを作る場合と同じことですが、母国語でないサイトを運営する際にはこうした基本事項を見落とす可能性があります。単に日本語を他の言語に翻訳しただけでは、その言語を使用する人々が本当に使っている検索ワードとズレが生じることがあるため、対象言語におけるキーワードとその人気度(=検索回数)調査が必要となります。従って、その言語のネイティブ話者かそれに近い人の協力が必要となります。

2.他言語のキーワードを推定しない

キーワード選定においては、想像や考えの段階でキーワードの追加、または排除を行ってはいけません。自分の考えと検索者の使用するワードやその目的が異なっていることが多々あるためです。また、サイトのグローバル展開をする場合、一過性のあるイベント名などのキーワードは特に注意が必要です。

http://moz.com/ugc/how-to-win-big-in-international-seo-assume-nothing-and-definitely-dont-stereotype

上記のサイトに書かれている例としては、「ブラックフライデー」が挙げられています。

アメリカでは「Thanksgiving(感謝祭)」というイベントの翌日は「ブラックフライデー」として休暇になったり、多くのお店がプレゼントの売れ残りを安売りしたりするなどして大繁盛する一大イベントデーとなっていますが、これは最近までアメリカ限定の話でした。従って、「ブラックフライデー」というキーワードをアメリカ向けのサイト以外で考慮する必要はない、と考えてしまっていました。しかし、実は現在はイギリスでも「ブラックフライデー」は存在するため、イギリス向けのサイトにはこれをキーワードとして考慮しなければなりません。つまり、自分で推定してキーワードを除外してしまうことはSEOのチャンスをみすみす逃してしますことになります。自分の推定が働いていると思った場合は、必ずgoogleキーワードプランナーで確認するようにしましょう。

3.対象言語における現地競合調査を忘れない

自サイトがグローバル展開していても、当然すべての他サイトが同様に展開しているわけではありません。一つの言語サイトにおける競合は基本的にその言語地域におけるローカルサイトであることを忘れてはならないのです。現地語サイトの競合分析が必要となるため、ここでも、対象言語のネイティブ話者による協力が必要となります。

4.英語サイトに関しての注意事項

特に英語サイトを作る場合には、スペルに関した注意があります。英語にはアメリカ英語とイギリス英語があり、color とcolourの違いなどがあるため、どちらか一方を使っている場合、最終的に偏ったSEO対策となってしまいます。この問題への対処法としては2つあります。1つは両方のスペルを使って書くことです。両方のスペルを散りばめることでどちらを使っている国に対してもアプローチが可能になります。

2つめの方法は、rel=”alternate” hreflang=”x”を使うことです。xの部分に対象国表記をすることで、似たようなコンテンツをもつサイトであっても、googleに重複サイトと認識されないようにすることができます。

5.対象国からの被リンク数を増やす

被リンク数がSEOの外部対策として大切なのは有名ですが、サイトのグローバル観点から考えれば「どこの国のサイトからリンクを張ってもらっているか」も大切になります。例えば、日本企業がタイの市場に参入するためにタイ語で作ったサイトがあったとして、「日本からのリンクが多い」場合と「タイからのリンクが多い」場合の2つがあったとします。そうすると、後者の「タイからのリンクが多い」場合のほうが、タイ語サイトとしての評価が上がります。

よって、他言語でサイトを開設した際には、その言語で構成されたサイトからの被リンク数を増やす努力が必要となります。

まとめ

サイトを複数の言語でグローバル展開した場合も、注意すべきは個々の言語市場における現地競合対策と、自サイトのローカライゼーションが基本です。例え英語であったとしても、完全に思考を世界統一にしてSEOを行うことはできません。

それぞれの言語とその文化、そしてサイトの最大の存在意義である「検索者」のことを真摯に考え寄り添っていくことが、サイトグローバル展開においても必須となっています。

もしよろしければ以下の関連記事もあわせてご覧ください。
グローバルSEOで失敗しないための多言語サイト構築の注意点まとめ

参考URL:

http://moz.com/ugc/how-to-win-big-in-international-seo-assume-nothing-and-definitely-dont-stereotype
http://blog.hubspot.com/blog/tabid/6307/bid/33358/9-Ways-to-Completely-Sabotage-Your-Global-SEO-Strategy.aspx
http://blog.hubspot.com/blog/tabid/6307/bid/5567/International-SEO-101-Search-Marketing-for-Foreign-Countries-and-Languages.aspx
http://blog.hubspot.com/blog/tabid/6307/bid/33345/Back-to-Basics-SEO-Essentials-for-International-Marketing-INFOGRAPHIC.aspx
http://blog.siteengine.co.jp/seotaisaku/website-global-seo.html

この記事を書いた人

サイトエンジンブログ編集部
サイトエンジンブログ編集部
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